レビュー指摘 #12418 » 新オンライン共通仕様書ルール.md
新オンライン共通仕様書ルール
3-Dオンラインシステム(リビルド後)のオンライン機能について、プロジェクト共通資料に散らばっているルールを1冊にまとめたもの。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象システム | 3-Dオンラインシステム |
| 対象範囲 | オンライン機能(更新・照会・選択画面)の設計と実装に関わる共通ルール |
| 対象外 | バッチ処理、バッチ帳票、CSV出力など、オンラインに関係しないルール |
| 構成 | Java(APサーバ)が HTML を生成し、クライアント端末のブラウザで表示する |
出典
| 略称 | 資料名 | 版 | 更新日 |
|---|---|---|---|
| 【共通】 | 共通仕様書 | 第64版 | 2026/10/01 |
| 【作成】 | 設計書作成ルール | 第52版 | 2026/09/11 |
| 【COMM】 | COMM_AREA仕様書 | 第174版 | 2026/09/24 |
| 【命名】 | オブジェクトネーミングルール | 第10版 | ― |
本文の各節の末尾に、元の資料と章番号を 出典:【共通】2.1 のように記す。元の資料に変更前の記述(グレー・取り消し線)が残っている箇所は、最新版の記述を採用した。
目次
- 基本方針
- 現行(PL/I・CICS)からのリビルド方針
- ネーミングルール
- オンライン標準処理フロー
- 画面共通仕様
- 画面項目のルール
- 入力チェックのルール
- 機能間・mode間の値の受け渡し(COMM_AREA)
- 日付・日時
- トランザクション
- ログ出力
- エラー処理・セッションタイムアウト
- 集信ログの出力
- オンライン帳票
- テーブルカラムの初期値
- オンライン設計書の構成と書き方
- 設計書の記述ルール
- 未確定事項
1. 基本方針
- 設計書は、読めばプログラマーがプログラミングできるレベルまで書く。
- プログラマーの裁量に任せるべきところ(変数の物理名など)までは書かない。
- システム全体で統一する仕様は、個別の設計書ではなく共通仕様書に書く。
- 必要最低限のことをシンプルに書く。
出典:【作成】2.1
2. 現行(PL/I・CICS)からのリビルド方針
2.1 プログラムの対応
現行では、1つの画面を複数のオンラインプログラム(DDP 側の SV PG、CIC1 側の PG)で処理している。リビルド後は、これらを**1つの機能(機能ID)**にまとめ、画面の段階ごとに mode と disp で表す。
| 現行 | リビルド後 |
|---|---|
| オンラインプログラム(DDP:JJ1xxxxG、CIC1:JJ2xxxxG) | Java Class(機能ID=JJXnnnn)。DDP と CIC1 を1つの機能とする |
| マップ(MPttiin) | HTML(MPttiii.html)。マップ名は現行のまま |
| モジュール(Lxm9999G) | Java Class(クラスID)。名前は現行のまま |
| 画面を送信して入力を待つ単位 | disp(画面表示)と mode(実行キー押下時の処理) |
flowchart LR
subgraph 現行
A1[SV PG1 / CIC1 PG1] --> M1[MAP]
M1 --> A2[SV PG2]
A2 --> M2[MAP]
M2 --> A3[SV PG3 / CIC1 PG2]
end
subgraph リビルド後(1機能)
B1[mode1<br/>初期表示処理] --> D1[disp1]
D1 --> B2[mode2<br/>disp1で実行キー押下時]
B2 --> D2[disp2]
D2 --> B3[mode3<br/>disp2で実行キー押下時]
B3 --> D3[disp3]
D3 --> B4[mode4<br/>disp3で実行キー押下時]
end
2.2 PL/I のルーチンとの対応
現行の標準パターン(PPOD800P など)のルーチンは、mode の各処理に対応する。
| 現行 PL/I のルーチン | リビルド後(modeY の処理) |
|---|---|
| MAIN_RTN_START/MAIN_RTN_RESTART(画面受信・TS読込) | mode の開始(画面入力の受取り) |
| CHECK_RTN_START(項目チェック) | validateModeY(チェック処理) |
| DISPLAY_RTN_START(エラー表示の編集) | エラーコードがあれば disp に戻ってメッセージを表示 |
| INQUIRE_SUB_RTN_START(照会) | getDataModeY/dataProcessModeY |
| OK_DATA_PROCESS_RTN_START(正常時処理) | dataProcessModeY/okProcessModeY |
| NEXT_SENDMAP_RTN(次画面送信) | 次の disp を表示 |
2.3 現行の項目の扱い
- 現行で分割されていた番号項目(送り状NO 5-6 など)は、原則として1つの入力枠にまとめる(6.9 参照)。
- 現行の「高輝度」表示は対応不要とする(5.4 参照)。
- 画面項目仕様には、対応する現行マップの変数名を「旧マップ変数名」として書く(6.1 参照)。
出典:【作成】3.1、【命名】2.1、【共通】2.4・2.6
3. ネーミングルール
3.1 プログラムオブジェクト
| オブジェクト | 名前 | 構成 |
|---|---|---|
| 画面(HTML) |
MPttiii(7桁)+.html
|
tt=業務区分、iiii=シーケンス番号。現行のマップ名をそのまま使う |
| オンライン機能(Java Class) | 機能ID JJXnnnn(7桁) |
JJ=業務区分、X=処理形態(オンラインは 1)、nnnn=業務区分ごとの連番(0010、0020…。下1桁は予備) |
| クラス(共通部品) | クラスID Lxm9999(7桁) |
x=業務区分(システム共通は S)、m=O:オンライン、B:バッチ、S:システム共通、R:印刷、9999=連番 |
- ツール系で使う業務区分は
SO。 - 処理形態 X の値:1:オンライン、3:リアル、4:日次、5:随時、6:請求書、7:週次、8:月次、9:四半期・半期・年次、C:コンバージョン、M:マスタメンテ、P:関数。
- ソースは SVN(3-DOS_ProjectSource)で管理する。オンラインの Java Class は「Web」、クラスは「Common」に置く。
出典:【命名】2.1・2.2
3.2 Java のコーディング上の名前
| 種類 | 記法 | 例 |
|---|---|---|
| クラス名 | Pascal記法(単語の先頭を大文字) |
PermissionsIntro、FileCopy
|
| メソッド名 | camelCase記法(先頭は小文字、単語の区切りを大文字) |
fileSend()、checkVersion()
|
| 値の取得・設定メソッド | 先頭を get/set
|
getCount()、setDate()
|
| 論理値を返すメソッド |
is+形容詞、has+過去分詞、can+動詞 |
isEmpty()、hasChanged()、canAccess()
|
| 定数名 | すべて大文字、区切りはアンダースコア |
MIN_VALUE、DATABASE_PATH
|
| 変数名(フィールド名) | 先頭は小文字、単語の区切りを大文字 |
count、startDate、errMsg
|
- 対になる処理は、英単語の対称性を意識して命名する(add/remove、insert/delete、get/set、start/stop、begin/end、send/receive、open/close、show/hide、lock/unlock、old/new、next/previous など)。
- ローマ字で命名する場合は、音ではなく字面を優先する(経理:〇 keiri、× keeri)。
出典:【共通】1.1~1.5、資料_ローマ字
3.3 データオブジェクト(オンラインに関係するもの)
| 現行 | リビルド後の格納先 | テーブル名 |
|---|---|---|
| DB2(RD+XXXX) | RDB のテーブル | 現行と同じ |
| VSAM KSDS(VK・VH・VE+XXXXXX) | RDB のテーブル | 現行と同じ |
| TSキュー | RDB のテーブル(新規作成) | OS+XXXXXX |
| TDキュー | RDB に JSON 形式で格納(新規作成) | OJ+XXXXXX |
| COMM_AREA | COMM_AREA/COMM_AREA_DETAIL(8章 参照) | ― |
新しく作るデータオブジェクト:
| 種類 | 名前 | 備考 |
|---|---|---|
| 構造化データ(可変長データを含まない) | テーブル OT+XXXXXX
|
カラム名は AAAAXXXX の8文字まで。頭4桁は固定文字(例:テーブル名の下4桁) |
| 可変長データを含むデータ | テーブル OJ+XXXXXX
|
可変長部分を JSON 形式にして格納 |
| システムで必要なデータ | テーブル OS+XXXXXX
|
|
| 疑似表 | OV+XXXXXX |
|
| 構造体(クラス間の受け渡し用) | ST+XXXXXX |
Java のコーディングルールに従う |
| JSON データのビュー | ZV_テーブル名_JSON構造体名 |
カラム名は JSON 構造体のカラム名 |
テーブル名・カラム名には英大文字、数字、アンダースコアだけを使い、先頭に数字は使わない。
出典:【命名】1.1
4. オンライン標準処理フロー
4.1 mode と disp
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| mode1 | 初期表示処理。Java で HTML を生成する |
| dispX | 画面表示。直前の mode でセットした内容が表示され、利用者が入力する |
| modeY | dispX で実行キーが押されたときの処理(Y=X+1) |
flowchart TD
M1[mode1:初期表示処理] --> D1[disp1:画面表示・入力]
D1 -- 実行キー --> M2[mode2]
M2 -- エラーコードあり --> D1
M2 -- OK --> D2[disp2]
D2 -- 実行キー --> M3[mode3]
M3 -- エラーコードあり --> D2
M3 -- OK --> D3[disp3]
- mode の処理は、必ず disp(画面表示)で終わる。
- エラーコードがセットされた場合は、元の disp に戻って modeY のメッセージを表示する。
4.2 mode の中の処理の順番
「初期表示」と「実行:継続」の処理は、次の4つのメソッドの順で書く。
| 順 | メソッド | 書く内容 |
|---|---|---|
| 1 | getDataModeX(データ取得処理) | チェック処理で使うデータの取得など |
| 2 | validateModeX(チェック処理) | 詳細はデータチェック仕様に書く。チェックがNGでも表示する値(例:店所コードの存在チェック時に取得した店所略名)はここでセットする |
| 3 | dataProcessModeX(データ処理) | 画面表示に必要なデータの取得と、データ更新。更新内容は DB更新仕様、構造体にセットする値はマッピング仕様に書く。データ処理がNGでも表示する値はここでセットする |
| 4 | okProcessModeX(OK処理) | チェック処理・データ処理がOKのときに表示する値をセットする。表示の詳細は画面項目仕様に書く |
4.3 エラーコードの採用
- 画面レイアウトのチェック処理に書いたエラーコードは、処理の順にセットされる(後からセットしたもので上書き)。
- データチェック仕様に書いたチェックは、最初にエラーになった項目のエラーコードを採用する。
- どこでもエラーコードがセットされずに異常となった場合は、次を表示する。
- エラーコード:
"EDPM" & Y(Y は出力先の画面番号) - エラーメッセージ:「処理ERROR センターに連絡して下さい」
- エラーコード:
4.4 PGフローのパターン
| パターン | フロー |
|---|---|
| 入力① 登録前に確認メッセージあり | mode1 → disp1(ヘッダー入力)→ mode2(チェック、詳細部に必要な情報を取得)→ disp2(詳細入力)→ mode3(チェック)→ disp3(登録確認)→ mode4(登録) |
| 入力② 登録前に確認メッセージなし | mode1 → disp1(ヘッダー入力)→ mode2(チェック、詳細部の情報取得)→ disp2(詳細入力)→ mode3(チェック、登録) |
| 入力③ 登録のみ | mode1 → disp1(入力)→ mode2(チェック、登録) |
| 照会① 別詳細画面なし | mode1 → disp1(条件入力)→ mode2(照会内容をセット)→ disp2(照会内容表示) |
| 照会② 別詳細画面あり | 照会① の disp2 で別詳細を選択 → mode3 → disp3/disp4/disp5 → mode4/mode5/mode6 |
出典:【共通】6.4、【作成】3.1・3.2・3.3・3.オンライン設計(補足)
5. 画面共通仕様
5.1 画面のブロック構成
| ブロック | 内容 |
|---|---|
| 【共通ヘッダー部】 | タイトルなど、全画面共通の項目 |
| 【ヘッダー部】 | 検索条件など、一覧表示以外で上部に表示する項目 |
| 【明細部(ヘッダー)】 | 一覧表示の見出しなど |
| 【明細部】 | 一覧表示の内容 |
| 【明細部(フッター)】 | 合計など、一覧表示の最下部 |
| 【フッター部】 | 一覧表示以外で下部に表示する項目 |
| 【共通フッター部】 | メッセージ、ファンクションキー |
5.2 共通ヘッダー部
1行目に現在日時、2行目に所属店所コード・所属店所略名・従業員名を表示する。
| No | 項目名 | 変数名(Thymeleaf) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 機能ID | map_id |
|
| 2 | 機能名 | title |
|
| 3 | 現在日時 | system_date |
|
| 4 | 所属店所コード | tensyo_cd |
|
| 5 | 所属店所略名 | tensyo_nm |
|
| 6 | 従業員名 | user_nm |
|
| 7 | Windowsキー | WINDOWS_KEY |
デバッグ時のみ |
| 8 | CommAreaId | COMM_AREA_ID |
デバッグ時のみ |
変数は Controller で model.addAttribute する。
5.3 共通フッター部
メッセージ部とファンクションボタン部で構成する。
| 項目名 | 変数名(Thymeleaf) | 備考 |
|---|---|---|
| エラーコード | error_code |
|
| エラーメッセージ | ― | |
| ファンクションボタン1~12 |
fb1~fb12
|
POST時の method の値は f1~f12(F1 は各画面で設定) |
| ファンクションボタン13~24 |
fb13~fb24
|
Shift+F1~F12 で実行する(F13~F24) |
- ボタンはファンクションキーに割り当てる。
- 割り当てのないボタンは非活性にし、ファンクションキーも効かないようにする。
- 活性制御は
functionEnabledList(文字列の配列)に"f1"などを設定して行う。 - ファンクションボタン1 は、右 Ctrl またはテンキーの Enter でも動作する。
5.4 デザイン(文字色・表示効果)
| 設計書での表記 | CSS | 反転表示の CSS |
|---|---|---|
| 青 | font-blue |
invert-blue |
| 赤 | font-red |
invert-red |
| ピンク | font-magenta |
invert-magenta |
| 緑 | font-green |
invert-green |
| ターコイズ | font-turquoise |
invert-turquoise |
| 黄 | font-yellow |
invert-yellow |
| 黒(既定) | font-black |
invert |
| 点滅(文字) | font-blink |
― |
| 点滅(背景) | blinking |
― |
- 現行 PL/I の「高輝度」は対応不要とする。
- エラー表示は、赤枠・赤文字とする。
- 上記以外の表示方法は要相談。
5.5 スクロールと入力枠
- 入力系の画面は、横・縦ともスクロールしない。入りきらない場合は相談する。
- 照会系の画面は、項目数に応じて横・縦のスクロールを許可する。縦スクロール時、ヘッダー項目(検索条件など)は固定表示とする。
- 入力枠の幅は最大文字数に合わせる。スクロールの制限などで最大文字数より狭い枠にする場合は、文字サイズは変えずに後半を隠し、「...」を表示する(フォーカス時に全文字を確認できる)。
出典:【共通】2.1~2.4、【作成】3.11
6. 画面項目のルール
6.1 画面項目仕様の項目
| 項目 | ルール |
|---|---|
| ID | 【共通ヘッダー部】【共通フッター部】以外で、画面で入力する項目・PGで値をセットする項目に、ユニークなIDを付ける(6.2) |
| 項目名 | 画面で入力する項目・PGでセットする項目はユニークな名前を書く。PGでセットしない固定の項目は、表示する文字列を書く |
| タイプ | 表示内容が固定の項目は label(PGで値をセットする項目は label にしない)。入力内容を隠す項目は password。選択入力は select。それ以外は input。IDを付けた項目は input・password・select に限る |
| 行、列 | 画面の左上から何行目・何列目か。行番号は共通ヘッダー部を除いて1から始める連番(デザイン上の行間があっても連番) |
| 形式 | input・password の項目にだけ書く(6.3) |
| 文字数 | 全角・半角を問わず最大文字数。カンマ、小数点、日時のスラッシュ・コロンは含めない |
| 表示文字数 | 画面表示の最小表示文字数。文字数と同じなら空白 |
| 編集 | 入力項目は入力データ取得時、表示項目は表示時に適用するフォーマット(6.4) |
| 制御 | modeX 取得先:mode の OK処理でセットする内容。dispX:初回表示時の制御(6.5) |
| 旧マップ変数名 | 現行オンライン画面の項目ID |
- 項目一覧は、画面の左上から右下への配置順に書く。変更があった場合は行を入れ替えるが、IDは変えない。
- 一覧表示の明細部は、1行分だけ項目仕様に書く。画面レイアウトの処理には「件数分セットする。」と書く(横方向の繰り返しは「横方向」と明記)。
6.2 ID(name・id)の命名
XX0009999(9桁)
| 桁 | 内容 |
|---|---|
| 1~5桁目 | マップIDの3桁目~7桁目(例:MPBR180 → BR180) |
| 6~9桁目 | 画面に対する項目の連番(4桁) |
PG開発の開始後はIDを変更しない。追加する項目には、連番の最後に続くIDを付ける。
6.3 入力可能形式
| 形式 | 半角 数字 | 半角 英小 | 半角 英大 | 半角 記号 | 半角 カナ | 全角 | InputManJS の format |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| C:数字(左寄せ) | 〇 | × | × | × | × | × | 9 |
| 9:数字(右寄せ) | 〇 | × | × | × | × | × | 9 |
| T:数字・記号(左寄せ) | 〇 | × | × | 〇 | × | × | 9@ |
| H:英字(大文字/半角)・数字 | 〇 | × | 〇 | × | × | × | 9A |
| X:英字(大文字/半角)・数字・記号 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × | A9@S |
| N:日本語 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇(全種) | '' |
| ア:半角英字・数字・カナ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | HS |
| 全:全角日本語 | × | × | × | × | × | 〇(全種) | ZS |
入力部品は GcTextBox(InputManJS)を使う。
6.4 編集フォーマット
| 用途 | 書き方 |
|---|---|
| 0埋め5桁 | 99999 |
| 0埋め5桁、オール0なら空にする(送り状NO、着地コードなど) | ZZZZZ |
| カンマ編集7桁 | #,###,##0 |
| 必ず符号付きのカンマ編集 | ±#,###,##0 |
| マイナスのみ符号付きのカンマ編集 | (-)#,###,##0 |
| 小数点表示 | #9.9 |
| 先頭から4文字だけ表示 | 「5文字以上の場合、左から4文字」と書く |
日時のフォーマット:
| 項目 | 書き方 | 例(2024/01/02 13:05:07.089) |
|---|---|---|
| 年(4桁/2桁) |
yyyy/yy
|
2024/24 |
| 月(2桁固定/可変) |
MM/M
|
01/1 |
| 日(2桁固定/可変) |
dd/d
|
02/2 |
| 時 24時間制(2桁固定/可変) |
HH/H
|
13 |
| 時 12時間制(2桁固定/可変) |
hh/h
|
01/1 |
| 分(2桁固定/可変) |
mm/m
|
05/5 |
| 秒(2桁固定/可変) |
ss/s
|
07/7 |
| ミリ秒 | SSS |
089 |
6.5 制御
| 制御 | 入力 | input の場合 | label の場合 |
|---|---|---|---|
| 1:表示のみ | × | 入力できず通常表示(タブストップしない) | 通常表示 |
| 2:任意入力項目 | 〇 | 入力可能 | 使用不可 |
| 3:必須入力項目 | 〇 | 入力可能 | 使用不可 |
| 8:項目名 | × | 使用不可 | クリックすると、同じ項目名の input にフォーカスする |
| 9:固定 | × | 入力できず通常表示 | 使用不可 |
| -:非活性 | × | 入力できずグレーアウト(タブストップしない) | 使用不可 |
| 0:非表示 | × | 表示しない | 表示しない |
6.6 共通フッター部のメッセージ
- modeY でエラーになったときに表示するメッセージを、エラーコードごとに書く。
- OK時にメッセージを表示する場合は、画面レイアウトなどに書く。
6.7 複数レイアウト
1つの機能で複数のレイアウトを持つ場合(処理は同じで表示だけが違う場合):
- 画面レイアウトには、複数の画面イメージをマップIDを添えて並べる。初期処理・OK処理で、どのマップIDを使うかを書く。
- 画面項目仕様は、シート名を「画面項目仕様_マップID」とする。制御と旧マップ変数名は1つのシートにだけ書き、他のシートにはレイアウトの内容だけを書く。
6.8 標準的な表示項目
| 項目 | 表示内容 | テーブル | 物理名 | 桁数 | 形式 |
|---|---|---|---|---|---|
| 店所名 | 店所略称 | RDTENS(店所基本情報DB2) | DDTTNRNM | 6 | 全 |
| 従業員名 | オンライン用従業員氏名 | OVJYUGY(DDP 従業員マスタ) | VEJYJNM1 | 6 | 全 |
| 顧客名 | 顧客略名(漢字) | VKCUSTM(顧客マスター(基本情報)) | KNTNRGNM | 6 | 全 |
| 顧客名カナ | 顧客略名(カナ) | VKCUSTM(顧客マスター(基本情報)) | KNTNRCNM | 14 | 半 |
6.9 標準的な入出力項目
| 項目 | 枠数 | 桁数 | 形式 | 編集 | 補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| 送り状NO | 1 | 11 | C | ZZZZZZZZZZZ |
現行の 5-6 分割を1つにする |
| 精算書NO・合計表NO | 1 | 12 | C | ZZZZZZZZZZZZ |
現行の 7-5 分割を1つにする |
| 顧客コード7桁+連番5桁のNO | 2 | 7+5 | C |
ZZZZZZZ/ZZZZZ
|
現行画面と同じにする(分割なら分割のまま) |
| 運転日報NO | 1 | 8 | C | ZZZZZZZZ |
現行の 4-4 分割を1つにする |
| 訂正NO | 1 | 7 | C | ZZZZZZZ |
現行の 3-4 分割を1つにする |
| 西暦(2000年以降のみ入力) | 入力:2(上2桁・下2桁)/出力:1 | 2+2/4 | 9 |
99/yyyy
|
|
| 西暦(1999年以前も入力) | 1 | 4 | 9 | yyyy |
6.10 入力項目への値のセット
画面の入力項目に値をセットするときは、セットする値の右側の半角スペースを削除する。
出典:【共通】2.3・2.5~2.7、【作成】3.4・3.11・3.13
7. 入力チェックのルール
7.1 チェックの種類と記述順
各項目は、未入力チェック → 形式チェック → 文字数チェックを必ず最初に書き、その後に共通チェック・範囲チェック・存在チェックなどを書く。
| チェック | 内容 |
|---|---|
| 未入力チェック | 入力されているか |
| 形式チェック | 入力可能形式(6.3)に合っているか |
| 文字数チェック | 最大文字数を超えていないか |
| 共通チェック | 共通関数で定義されたチェック |
| 範囲チェック | 入力値が正しい範囲内か |
| 妥当性チェック | チェックディジットなど、入力値が妥当か |
| 存在チェック | マスタデータなどに存在するか |
| 必須チェック | 必須項目が入力されているか |
| 整合性チェック | 複数の項目の間で整合が取れているか |
未入力・形式・文字数チェックの内容は画面項目仕様で分かるため、チェック内容欄には書かない。
7.2 項目チェックと関連チェック
| 区分 | ルール |
|---|---|
| 項目チェック | 入力される項目をすべて書く(チェックのない項目も「チェック内容なし」で書く)。チェック内容がすべてOKの場合、その入力項目はロック(入力不可)になる |
| 関連チェック | 複数の項目を組み合わせたチェック。いずれかがNGの場合、No でまとめた項目すべてのロックを解除する。「エラー項目としてまとめる項目群」を書く(チェック内容で使う項目ではない)。1行に1チェックで書く |
7.3 エラーコード
- チェック内容に該当したときに表示するエラーコードを書く。エラーコードは画面項目仕様のメッセージとリンクする。
- エラーコードを書かないチェックは、エラーとして扱わない。
- 採用の順番は 4.3 のとおり。
7.4 共通チェック
- データチェック仕様で共通チェックとした項目は、LSS0001 クラスでチェックする。戻り値はエラーコードで、空文字ならエラーなし。
- プロシージャでチェックする場合、引数が1つで対象の項目も1つであれば、設計書への引数の記載を省略してよい。
- 画面の入力必須チェックと、その機能にしかない特別な入力チェック(選択画面の選択番号の範囲チェック、使用端末による選択番号のチェックなど)は、機能ごとに行う。
7.5 禁止文字
- オンライン画面の入力項目では、
,(半角カンマ)を禁止する。データチェック仕様の形式チェックでエラーにする。 - 外部からの受信データや半角変換などで禁止文字に該当した場合は、
.(ピリオド)に置き換える。
7.6 年の入力範囲
オンライン画面から入力できる年は、最大で 1901年~2099年 とする。
出典:【共通】3.1~3.3、【作成】3.5・3.オンライン設計(補足)
8. 機能間・mode間の値の受け渡し(COMM_AREA)
8.1 COMM_AREA(全機能共通)
| 項目 | 項目名 | 型 | 桁数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ID | ID(連番) | NUMBER | プライマリーキー | |
| WINDOW_KEY | ウィンドウ識別キー | VARCHAR2 | 2000 | ユニークキー |
| COMMJGCD | 従業員コード | NCHAR | 6 | |
| CRT_BACK_KOSU | 要素数 | INT | 戻り先画面の件数 | |
| CRT_BACK_FUNC_ID_1~5 | 遷移元機能ID1~5 | NCHAR | 7 | 現行の CRT_BACK_DATA に当たる |
| COMM_TRM_CODE | PC名 | NCHAR | 15 | 端末ID |
| COMM_TEN_CODE | 事業所コード | NCHAR | 4 | 店所コード |
| COMM_PROC_YMD | オンライン稼働日付 | NCHAR | 8 | yyyyMMdd |
| LAST_UPDATE_DATE | 最終更新日時 | TIMESTAMP | 6 |
8.2 COMM_AREA_DETAIL(機能ごとの受け渡し領域)
グループキー(20桁)+キー(20桁)で値を持つ。
| グループキー | 用途 |
|---|---|
COMM_USER |
ユーザー情報。複数の機能で共通に使う値(集配ID、選択番号、作業選択番号、照会画面処理区分など) |
機能ID(例:BR10050) |
その機能の受け渡し用の値。mode間で引き継ぐワーク項目もここに置く(例:BR10050 のワーク顧客略名漢字 BR18RGNM、ワーク電話番号 BR18TLNO) |
- 属性が JSON の場合は、備考に構造体名を必ず書く。
- 新しい項目は COMM_AREA仕様書(2.GROUP_KEY仕様、3.COMM_AREA_DETAIL仕様)に登録する。
8.3 受け渡しの方針
- 機能間の値の受け渡しは COMM_AREA_DETAIL を使う。
- 明細行の選択などで別画面を表示する機能を設計するときは、次の手順で判断する。
flowchart TD
A[遷移先は別の機能IDの画面か] --> B{他の機能からも<br/>その遷移先を表示するか<br/>(PL/I ソースで確認)}
B -- ない --> C[遷移元の機能に含めて<br/>1つの設計書で設計する<br/>COMM_AREA_DETAIL を使わなくてもよい]
B -- ある --> D{遷移先は設計済みか<br/>(リビルド設計・開発管理表)}
D -- 設計済み --> E[遷移先の設計書の<br/>受け渡し方法に合わせる]
D -- 未設計 --> F[遷移元の PL/I ソースから<br/>受け渡す値を判断し<br/>COMM_AREA_DETAIL に入れる]
F --> G[機能IDがなければ<br/>設計リーダーに附番を依頼]
8.4 設計書での書き方
| 対象 | 書き方 | 例 |
|---|---|---|
| COMM_AREA | COMM_AREA.[項目 または 項目名] |
COMM_AREA.COMM_TEN_CODE、COMM_AREA.事業所コード
|
| COMM_AREA_DETAIL | COMM_AREA_DETAIL.[グループキー または グループキー名].[キー または 項目名] |
COMM_AREA_DETAIL.COMM_USER.COMM_SHU_ID、COMM_AREA_DETAIL.ユーザー情報.集配ID
|
出典:【COMM】1~3、【作成】2.10・3.12
9. 日付・日時
9.1 日付の種類
| 種類 | 内容 | 取得メソッド |
|---|---|---|
| オンライン稼働日付 | オンライン処理上の営業日 | getOnlineSysytemDate |
| オンライン起動日付 | オンラインの立ち上げ処理を実行した日付 | getOnlineBootDate |
| バッチ処理日付 | バッチ処理上の営業日 | getBatchSystemDate |
| システム日付 | 現在日付 | getSystemDate |
| POSリアル稼働日付/起動日付 | POSリアル処理上の営業日/立ち上げ処理の実行日付 | ― |
| POSダイレクト稼働日付/起動日付 | POSダイレクト処理上の営業日/立ち上げ処理の実行日付 | ― |
日付は共通関数のメソッドで取得する。
9.2 現在日時の取得
| 種類 | メソッド |
|---|---|
| システム日時 | getSystemDate("yyyyMMddHHmmss") |
| システム日付 | getSystemDate("yyyyMMdd") |
| システム時刻 | getSystemDate("HHmmss") |
出典:【共通】10.1~10.3
10. トランザクション
設計書に特別な記述がない場合、オンライン処理は最初にトランザクションを開始し、最後にコミットする。
出典:【共通】5.1.1
11. ログ出力
11.1 ログの種類
| ログ | テーブル | 用途 |
|---|---|---|
| システムログ | OSMLOGSY(システムメッセージログ) | オンライン・バッチ共通。ABEND やクラス処理の開始・終了 |
| オンラインログ | OSMLOGON(オンライン処理ログ) | オンライン処理専用。機能の開始と ABEND |
| 貨物追跡ログ | OTCTKLOG(貨物追跡照会ログ) | 貨物追跡の照会履歴 |
11.2 出力のタイミングと内容(オンライン処理)
機能の開始時(mode1 処理時):オンラインログ
| 項目 | セットする内容 |
|---|---|
| 日時 | サーバー日時 |
| 端末店所コード | 画面上の店所コード |
| 端末名 | 端末名 |
| ログイン従業員コード | ログインで入力した従業員コード |
| 機能ID | 画面の機能ID |
| 操作画面番号 | 操作している画面の番号(1~4) |
| 作業選択1~4 | 画面までの選択番号 |
| ログ内容 | "OPEN" |
| ログレベル | "INFO" |
| PGバージョン | 実行したPGのバージョン番号 |
ABEND 発生時:システムログとオンラインログの両方
| 項目 | システムログ | オンラインログ |
|---|---|---|
| 日時 | サーバー日時 | サーバー日時 |
| 機能ID | 処理開始機能ID=画面の機能ID、ログ出力機能ID=エラーが発生したクラスID | 画面の機能ID |
| 端末・従業員 | 端末名、ログインした従業員コード | 端末店所コード、端末名、ログインした従業員コード |
| 操作画面番号・作業選択 | ― | 開始時と同じ |
| ログ内容 | エラー内容 | プロシージャ名 & エラー内容 |
| ログレベル | "ERROR" |
"ERROR" |
| PGバージョン | 実行したPGのバージョン番号 | 同左 |
クラス処理の開始・終了・ABEND:システムログ
| 項目 | 開始時 | 終了時 | ABEND時 |
|---|---|---|---|
| 処理開始機能ID | 画面の機能ID | 同左 | 同左 |
| ログ出力機能ID | クラスID | 同左 | 同左 |
| ログ内容 | メソッド名 & " Start"
|
メソッド名 & " End Result =" & リターンコード |
エラー内容 |
| ログレベル | "INFO" |
"INFO" |
"ERROR" |
共通関数・共通チェック関数・消費税計算・運賃計算など、モジュールをクラス化したクラスは、開始時・終了時のログを出力しない。
出典:【共通】4.1~4.4・4.6
12. エラー処理・セッションタイムアウト
12.1 エラー処理(共通)
- エラーが発生したらエラーページに遷移する。
- デバッグ用のエラーログを残す。
- サーバーが稼働中、またはログイン状態を判定できる場合は、「戻る」ボタンで前の画面を表示する。
- サーバーが停止中、またはログイン状態を判定できない場合は、「閉じる」ボタンで画面を閉じ、認証アプリで再度ログインする。
| 環境 | エラーページの表示内容 |
|---|---|
| 本番環境 | HTTPステータスのみ |
| テスト環境(開発など) | HTTPステータスと、デバッグ用のエラーログ |
12.2 セッションタイムアウト
- セッションタイムアウトは XX分とする(未確定)。
- タイムアウト時はタイムアウトエラー画面を表示し、閉じたら再度ログイン画面を表示する。
12.3 アクセス制御とエラーページ
| 状態 | ログインページ | 通常ページ | 不正なURL | static |
|---|---|---|---|---|
| 初回アクセス | 〇 | 認証エラー | 認証エラー | 〇 |
| セッション有効・ログイン済み | 〇 | 〇 | エラーページ(404) | 〇 |
| セッション有効・未ログイン | 〇 | 未認証 | 未認証 | 〇 |
| セッションタイムアウト | 〇 | セッションタイムアウト | セッションタイムアウト | セッションタイムアウト |
エラーページにも共通ヘッダー部(5.2)を表示する。
12.4 主な HTTP ステータス
| コード | 意味 |
|---|---|
| 403 Forbidden | ページの閲覧権限がない |
| 404 Not Found | ページの URL が見つからない |
| 500 Internal Server Error | サーバー内部エラー(プログラムミスなど) |
| 503 Service Unavailable | サービス利用不可(メンテナンス中、アクセス集中など) |
出典:【共通】6.1~6.3、資料 エラーコード
13. 集信ログの出力
オンライン処理から集信ログを登録する場合は、**LSS1030(集信ログ登録処理)**を使う。リアル処理への振り分けは LSS1030 が行うため、各機能は書き込み先を意識しなくてよい。
集信ログテーブルの共通レイアウト:
| 物理名 | 論理名 | データ型 | 桁数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ID | サロゲートキー | DECIMAL | 自動採番 | |
| SYUSRENO | REAL番号 | NCHAR | 1 | |
| SYUSDCTC | 店所コード | NCHAR | 4 | |
| SYUSDCID | 集信ID | NCHAR | 3 | |
| SYUSKADO | 稼働日 | NCHAR | 8 | |
| SYUSDCFL | 処理フラグ | DECIMAL | 1,0 | 0:未処理、9:処理済み |
| SYUSDCVD | 集信データ | NVARCHAR2 | 2000 | 集信IDごとのレイアウトを JSON 形式で格納 |
| SYSCRDTS~SYSUPPID、VERSION | 作成・更新の共通項目、Lockバージョン | 15章 参照 |
集信IDごとのレイアウトは、共通仕様書のリアル集信ログ一覧に定義する。
出典:【共通】8.1・8.2・8.5
14. オンライン帳票
オンラインからの帳票出力は、PDF を作成して別画面で表示するか、電子帳票の印刷とする。
出典:【共通】12.1
15. テーブルカラムの初期値
15.1 共通の管理項目
テーブルには次の共通項目を持つ。DB更新仕様には書かない。
| 物理名 | 論理名 |
|---|---|
| ID | サロゲートキー(自動採番) |
| SYSCRDTS/SYSCRTID/SYSCRJCD/SYSCRPID | 作成日時/作成端末/作成ユーザー/作成処理ID |
| SYSUPDTS/SYSUPTID/SYSUPJCD/SYSUPPID | 更新日時/更新端末/更新ユーザー/更新処理ID |
| VERSION | Lockバージョン(楽観的排他制御に使用) |
15.2 初期値の基本ルール
JOIN に使いそうな項目(マスタやテーブルの検索に使う項目)は、初期値を統一する。迷う場合はプロジェクトの担当者に確認する。
| 初期値 | 主な項目 |
|---|---|
| スペース | 3mコード、シリアル、ナンバープレート、インボイス、送り状NO、回送票NO、企業コード、機能ID、銀行、計画便、口座、高速・IC、顧客(顧客コード・荷主コード・委託会社コードなど)、雇用保険、支払報告書、年月日時分(年月日・年度を含む)、時分秒、社番(車号を含む)、従業員、住所、集信ID、集配班、集配票NO、指令書NO、精算・請求書NO、全角・カナ名、送付書NO、端末、訂正NO、訂正明細NO、デジタコ、電話番号、EDPNO.、店所、入金報告書NO、年金番号、パスワード、班、プレートNO、法人番号、マイナンバー、免許NO、郵便番号、輸送依頼書・指令書、傭車会社、リアル番号、支社区分、地区区分、入力画面区分、運行車区分(一部)、再振データ区分(POS)、商品コード、雑・締処理区分、レコード区分、配達指定日区分、ID、区域設定便コード、科目コード(7桁)、車番、職種コード |
'0' |
サーチャジ料金区分、精算区分、委託端数区分、事業区分、符号+・ー、割増区分、保険の種類、代引・ローン形態区分、経費区分、コース、運用形態、計画便傭車使用形態、館内配送料区分、休日区分、手形種類 |
'00' |
傭車形態、運行車区分(一部)、収入計上区分、扱方、日(締日・支払日など2桁の日)、エラーフラグ、科目コード(2桁)、科目ID、枝番 |
'000' |
品目コード、特定便コード |
'0000' |
時分(時分だけの項目)、業種コード |
| 0(数値) | サイト(日数) |
15.3 補足ルール
上の表にない項目(特に論理名が「~区分」の項目)は、現行と新システムの型で決める。論理名に「~区分」がなく、JOIN に使いそうな項目は、初期値を確認する。
| 現行の型 | 新システムの型 | 初期値 |
|---|---|---|
| PIC型 | NCHAR型 | '0' |
| PIC型 | DECIMAL型 | 0 |
| DECIMAL型 | NCHAR型 | '0' |
| DECIMAL型 | DECIMAL型 | 0 |
| CHAR型 | NCHAR型 | スペース(現行のデータ値も加味して決める) |
15.4 変数の初期値
個別の設計書に初期値の指定がない場合、文字型は ""(空文字)、整数型・数値型は 0 とする。
出典:【共通】1.6・8.2.1・11、【作成】3.9
16. オンライン設計書の構成と書き方
16.1 オンライン設計書のシート構成
| No | シート | 書く内容 |
|---|---|---|
| ① | PGフロー図 | mode・disp の流れと、各 mode の処理名(4.4 のパターン) |
| ② | 画面レイアウト | 画面イメージ、処理概要(呼出元でセットする値も含む)、使用テーブル、画面ごとの初期表示とキーごとの処理(4.2 の4メソッドの順) |
| ③ | 画面項目仕様 | 画面項目の一覧(6章) |
| ④ | データチェック仕様 | mode ごとの項目チェック・関連チェック(7章) |
| ⑤ | プロパティ一覧 | 変数・データの定義 |
| ⑥ | メソッド一覧 | メソッドの一覧 |
| ⑦ | メソッド詳細 | メソッドの引数・戻り値・処理 |
| ⑧ | DB更新仕様 | テーブルへの登録・更新・削除の内容 |
| ⑨ | マッピング仕様 | クラスなどに渡す構造体へのセット内容 |
設計書は SVN(3-DOS_DesignDocument)の「20.オンライン設計」に保存する。
16.2 画面レイアウトの処理の書き方
- 画面の初期表示と、押下キーごとに枠を書く。
- 各処理には次を書く。
- 変数:処理内で使う変数(同じ mode で処理をまたぐ場合はプロパティに宣言する)。変数名は処理内でユニーク、型は 17.10 に従う。初期値が
""・0・false の場合は書かない。 - 処理内容
- 変数:処理内で使う変数(同じ mode で処理をまたぐ場合はプロパティに宣言する)。変数名は処理内でユニーク、型は 17.10 に従う。初期値が
16.3 プロパティ一覧
| 項目 | ルール |
|---|---|
| 変数 | 同じ mode 内でメソッドをまたぐ場合に使う変数 |
| データ | データベースから取得するデータ |
| プロパティ(物理名) | 実装時に命名規則どおり付けるため、設計時は書かない |
| プロパティ名 | 論理名をユニークに定義する |
| 型 | 17.10 に従う |
| 初期値 |
""・0・false の場合は書かない |
| GET/SET | 他の機能IDの PG から取得・設定がある場合に〇 |
| データ論理名 | データの論理名をユニークに定義する |
| テーブル論理名・物理名 | ER図で使う RDB のテーブル名、またはストアド名 |
| ER図・条件 | 使う ER図の番号と、条件に対する値 |
16.4 メソッド一覧・メソッド詳細
| 項目 | ルール |
|---|---|
| メソッド名(物理名) | 実装時に付けるため、設計時は書かない |
| 機能名 | メソッドの論理名をユニークに定義する |
| アクセス修飾子 | 他の機能IDの PG から使う場合は public、使わない場合は private |
| 引数 | 論理名(ユニーク)、型、IN/OUT(Java は参照渡しができないため IN) |
| 戻り値 | 論理名と型を必ず書く。区分や論理型の場合は意味も書く。型は文字型・整数型・数値型・論理型・構造体。基本型だけなら複数項目にできるが、構造体との混在は不可 |
| 処理内容・エラー処理 | メソッドの処理と、エラー発生時の処理 |
16.5 DB更新仕様
- テーブルの全カラムを一覧に書く(15.1 の共通項目は書かない)。
- DB更新定義名は機能内でユニークにする(例:送り状マスタNo2 新規登録時)。
- 処理は INSERT・UPDATE・DELETE のいずれか。更新・削除の条件は表の最後に書く(削除時は「削除条件」とし、編集内容欄は不要)。
- 編集内容・条件には、項目にセットする内容だけを書く。データ取得の処理は画面レイアウトかメソッド詳細に書く。
- セットする値がない項目は「設定なし」と書き、背景をグレーにする(新規は初期値、更新は更新前の値を意味する)。
- JSON 形式のテーブルは、カラム部と JSON 部に分け、JSON 部の項目名はインデントをずらして書く。
16.6 マッピング仕様
- 構造体の全プロパティを一覧に書く。
- マッピング定義名は機能内でユニークにする(例:受付時運賃計算コール時プロパティ)。
- プロパティ名または変数名、構造体名(論理名)、構造体(物理名)、項目名、物理名、編集内容・条件を書く。
- セットする値がない項目は「設定なし」と書き、背景をグレーにする(初期値を意味する)。
- JSON 形式のテーブル用の構造体は、DB更新仕様と同じくカラム部と JSON 部に分ける。
16.7 設計書間の関係
画面項目仕様、データチェック仕様、プロパティ一覧、DB更新仕様、マッピング仕様は、画面レイアウトで指定したタイミングで使われる。表形式のほうが見やすいため、チェック処理、データ更新・構造体・画面項目への値のセットは、基本的に別シートで定義する。
出典:【作成】1.1~1.3・3.2~3.10
17. 設計書の記述ルール
17.1 改版履歴
- レビュー完了直後を第1版とする。レビュー後の変更は必ず改版履歴に書き、変更箇所が分かるように書く(例:mode2 validateMode2(チェック処理)No.1 範囲チェックを変更)。
- 変更した行の右欄外に「第2版 変更」「第3版 追加」「第4版 削除」のように書く(版数は半角数字)。行ごとに最新の版数だけを書く。
- 次のシートは変更前を残さず、最新の内容だけにする(変更前を残すことは禁止。変更内容は改版履歴に書く):画面レイアウトの画面イメージ・処理概要・使用テーブル、PGフロー図、画面項目仕様、データチェック仕様、プロパティ一覧、DB更新仕様、マッピング仕様。
- それ以外のシートの変更・削除は、設計書から消さずに、セルの背景をグレーにし、取り消し線を付けて残す。
17.2 項番・コメント・条件分岐
- 処理には可能な限り項番を書く(例:1.データ取得 1.1.送り状マスタNo1から取得)。
- コメントは『』で囲む(例:『送り状復活データ特別 の場合』)。
- 条件分岐は組み合わせが分かるように、繰り返し処理は範囲が分かるように、罫線(┌ ├ └ │)で示す。罫線の1つ右のセルに処理を書く。
- 「以外の場合」の範囲が分かりにくい場合は、『END IF』『END SELECT』『分岐終了』などのコメントで分岐の終わりを示す(コメントなしは禁止)。
┌ 区分1 = 1 の場合 区分1で分岐 Y = 0 ~ 10 繰り返す
│ 区分名 ← "A" をセット ├ 1 の場合 │ 『処理1』
├ 区分1 = 2 の場合 │ 区分名 ← "A" をセット │ 『処理2』
│ 区分名 ← "B" をセット ├ 以外の場合 └ 変数.件数 ← 変数.件数 + 1 をセット
└ 以外の場合 │ 区分名 ← "D" をセット
区分名 ← "D" をセット └ 『END SELECT』
17.3 ループの変数・添え字
- 論理名以外でループ変数を書く場合は Y、X、Z を使う。
- 配列・データの開始添え字は 0 とする(例:X = 0 ~ 配列件数 - 1 で繰り返す)。「件目」と表現する場合は1件目から数える。
17.4 値のセットと名前の表記
| ルール | 書き方 |
|---|---|
| 値のセットは「=」ではなく「←」 | 変数.店所コード ← COMM_AREA.事業所コード[COMM_TEN_CODE] |
| メソッドで宣言した変数 |
変数. を付ける(例:変数.傭車会社コード ← "000000" をセットする) |
| プロパティで宣言した変数 |
プロパティ. を付ける(プロパティ.変数. とは書かない) |
| データで宣言したデータ |
データ. を付ける(プロパティ.データ. とは書かない) |
| 画面項目 | 画面.[項目名] |
| 論理名にスペースや句点を含む場合 | 中括弧(角括弧)で囲む(例:運賃計算.運計用データ.[発取手、歩引 金額]) |
| 同じデータに同じ論理名がある場合 | 物理名まで書く(例:データ.顧客基本マスタ.[顧客正式名(漢字)][KNTNSGNM]) |
17.5 データ取得の書き方
- 書き方は
データ.送付書集計データ を取得する ※プロパティ一覧を参照とし、「取得」以外の表現は使わない。 - RDB から取得した件数が 0件でもエラーとしない。「取得成功」「取得失敗」という表現は禁止する。
- 「取得できた場合」「取得できなかった場合」は、SQL エラーなしで取得件数 ≧ 1/= 0 の意味でだけ使う。
- SQL 実行エラーは共通仕様でエラー処理するため、「エラーの場合」を書かなくてよい。特別な処理をする場合だけ「取得エラーの場合」と書く。
17.6 メソッド(関数)の呼び出し
| 対象 | 書き方 |
|---|---|
| 外部のメソッド |
共通関数[LSS1000].通算日数計算 をコールする。(クラス名[クラスID].メソッド名。「コール」または「実行」と書く) |
| 内部のメソッド | バッチ間データ出力処理をコールする。 |
| 引数 | メソッド呼び出しの次の行の1つ右のセルに「引数」と書き、日付:画面.出発年月日 のように値を書く |
| 戻り値 | 変数.出発通算日数 ← 共通関数[LSS1000].通算日数計算.戻り値 をセット |
| プロパティ | 呼び出し前にセットする(例:チェックデジット[LSO0020].プロパティ.チェックデジット型式 ← 7DR をセット) |
17.7 コードマスタからの取得
コードマスターDB2のデータ部は、コードマスタ[LSS1100] で取得する。
変数.名称 ← コードマスタ[LSS1100].データ部取得("VKFIXNW" , "1" , "VBKKUNWO_Z") をセット
引数は分類キー、データキー、変数名の順にカンマで区切る(変数や画面項目で指定してもよい)。
17.8 文字列の結合・計算
- 文字列の結合は
&を使う(+、||は使わない)。例:画面.住所 ← 変数.県名 & 変数.市町村名 をセット - 四則演算は
+、-、*(または ×)、/(または ÷)で書く。除算では丸め方を書く(例:小数第1位を切り捨て)。余りは「~ の余りをセット」と書く。
17.9 条件の書き方
- 条件は日本語ではなく記号で書く(〇:
変数.個数 = 0 の場合、×:変数.個数が0の場合)。 - 複数条件の結合には記号を使わない。
&は文字列の結合と紛らわしいため禁止。
| 記号・文字 | 意味 |
|---|---|
= |
同じ |
<> |
異なる |
>/>=
|
より大きい/以上 |
</<=
|
未満/以下 |
| and、AND、And、且つ、かつ | 積集合 |
| or、OR、Or、又は、または | 和集合 |
17.10 型
プロパティ、引数、変数の型は、構造体名、構造体ID、文字型、整数型(整数のみ)、数値型(小数部あり)、論理型、論理テーブル名、物理テーブル名のいずれかで書く。
- テーブル名を型にした場合は、テーブル定義のレコードと同じ構成の構造体を指す。
- 同じ構成であれば、別のテーブルのデータをセットできる(注釈を付けて同じレイアウトであることを書く)。
17.11 実行環境ごとの動作
実行環境によって動作が違う場合は「〇〇環境の場合」と書く。実行環境は次の2つとする。
- 本番環境
- テスト環境(ステージング・検証・開発の3環境をまとめた呼び方)
17.12 その他
- ブックをまたぐリンクは禁止する。
出典:【作成】2.2~2.21
18. 未確定事項
元の資料で「TODO」「(仮)」「未」となっており、まだ決まっていない事項。
| No | 事項 | 出典 |
|---|---|---|
| 1 | セッションタイムアウトの時間(XX分) | 【共通】6.1 |
| 2 | タイムアウト画面・エラー画面のデザイン(仮) | 【共通】6.1・6.3 |
| 3 | タイムアウトを 403 などのエラーとして扱うか | 【共通】6.1 |
| 4 | エラーページへの遷移方法、アクセス制御の詳細 | 【共通】6.2・6.3 |
| 5 | 共通フッター部のエラーコード表示(「未」の記載あり) | 【共通】2.2 |
| 6 | POSリアル・POSダイレクトの日付の取得メソッド名 | 【共通】10.2 |