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レビュー指摘 #12417 » BU0040_配車入力(増便・傭車)_仕様書.md

幸塚 和久, 2026-10-28 03:01 午後

 

機能仕様書(現行) BU10140 配車入力(増便・傭車)

項目 内容
機能ID BU10140
機能名 配車入力(増便・傭車)
システムID BU
サブシステムID BU0040(配車入力(自社増))
画面ID(マップID) MPBU040(配車入力(増便・傭車))
構成プログラム BU10400P(BU04)、BU20400P(センター B04U)、BU10500P(BU05)、BV10500P(BV05)、BU10600P(BU06)、BU20600P(センター B06U)
位置づけ 現行プログラム6本の動作を、1つの画面機能としてまとめた現行仕様書
参考資料 ・現行ソース BU10400P.pl1、BU20400P.pl1、BU10500P.pl1、BU10600P.pl1、BU20600P.pl1
・BV10500P は解析資料のシート「SRC_BV10500P」のソース(.pl1 の提供なし)
・現行の解析資料「BU0040_配車入力(自社増).xlsx」:資産一覧、Link XCTL 一覧、MPBU040 の項目名、レコードフォーマット、BU10400P_参考、BV10500P_参考
・画面イメージ MPBU040.jpg
個別仕様書 BU10400P_仕様書.md、BU20400P_仕様書.md、BU10500P_仕様書.md、BV10500P_仕様書.md、BU10600P_仕様書.md、BU20600P_仕様書.md

項目・ファイル・レコードの日本語名称は、解析資料(BU0040)の MPBU040 シートとレコードフォーマットに合わせている。各段階の細かいチェック内容は個別仕様書に記載し、本書では機能全体の流れと段階ごとの要点をまとめる。


1. 概要

1.1 機能概要

幹線便の配車(指令書の作成・配車内容の登録)を入力する画面機能。通信領域の照会区分(COMM_INQ_KBN)で、次の2つの業務を1つの画面(MPBU040)で行う。

照会区分 業務 画面見出し 対象
'10' 傭車配車入力(定・増) 傭 車 配 車 入 力(定・増) 傭車の定便(既存の指令書に配車内容を書き込む)と増便(新しい指令書を作る)
'10' 以外 自社増便配車入力 自 社 増 便 配 車 入 力 自社の増便。新しい指令書を作り、発行枚数に応じて 2~4枚目(枝番)も作る
  1. 照会:傭車の定便は「計画便コード+発送日」または「指令書№」でセンターに照会し、指令書の内容を表示する。増便は PF10 でセンターに新しい指令書№を採番させる。
  2. 入力・検証:傭車は傭車会社・標屯・傭車形態・傭車料など、自社増便は運行車区分・車番・乗務員・最終着店・次の指令書などを入力し、チェックする。
  3. 確認・更新:確認画面で実行キーを押すと、センターの運行指令マスターを更新(定便は書換え、増便は追加)し、指令書を印刷する。

1.2 処理段階

段階 画面の状態 担当プログラム 待機トランザクション
① 照会 傭車:計画便コード・発送日 月日・指令書№が入力可。自社増便:入力項目なし(PF10 だけ) BU10400P(センター照会は BU20400P) BU04
②-1 入力・検証(自社増便) 自社の配車項目と次の指令書(2~4-)が入力可 BU10500P BU05
②-2 入力・検証(傭車) 傭車の配車項目が入力可 BV10500P BV05
③ 確認・更新 確認画面(入力値は使わない) BU10600P(センター更新は BU20600P) BU06
stateDiagram-v2
    state "① 照会(BU04)" as S1
    state "②-1 入力・検証 自社増便(BU05)" as S21
    state "②-2 入力・検証 傭車(BV05)" as S22
    state "③ 確認・更新(BU06)" as S3
    [*] --> S1 : メニューから起動
    S1 --> S1 : 実行・PF10[エラー・入力不可の指令書]/PF2/PF12
    S1 --> S21 : PF10[自社増便 採番OK]
    S1 --> S22 : 実行[傭車 定便 照会OK]/PF10[傭車 増便 採番OK]
    S21 --> S21 : 実行[エラー]
    S22 --> S22 : 実行[エラー]
    S21 --> S3 : 実行[OK → 確認画面]
    S22 --> S3 : 実行[OK → 確認画面]
    S3 --> S3 : 実行[更新OK・エラー]
    S3 --> S1 : 実行[更新後]/PF2
    S3 --> S21 : PF5[修正・自社増便]
    S3 --> S22 : PF5[修正・傭車]
    S21 --> S1 : PF2
    S22 --> S1 : PF2
    S1 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S21 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S22 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S3 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR

1.3 システム構成

解析資料の資産一覧・Link XCTL 一覧に基づく。

プログラム 動作環境 トランザクション 役割 使用資産
BU10400P SV(DDP) BU04 ① 照会 MPBU040、MPDM010、ELEPHAN、VPUNKEI・VPJYUGY・VPTENMS(R)、LSO0020、LSO0130、SL11100P(LINK)、BV11300P・BV11400P(START)、DPCEB04U/CEDPBU04、TS BVPRIN04・CEDPBU04(W)
BU20400P CIC1 B04U ① センター照会・採番 VKUNKSH・VHSHIRA(R)、VKUNNOK(R/W)、LSO0020、LSS0030A
BU10500P SV(DDP) BU05 ②-1 自社増便の検証 MPBU040、MPDM010、ELEPHAN、VPMORTR・VPJYUGY・VPTENMS・VPCHINM・VPUNKEI(R)、LSO0020、LSO0130、BV11300P・BV11400P(START)、TS DEFPBU04(R/W)・BVPRIN04(W)
BV10500P SV(DDP) BV05 ②-2 傭車の検証 MPBU040、MPDM010、ELEPHAN、VPUNKEI・VPTENMS・VPCHINM(R)、LSO0130、BV11300P・BV11400P(START)、TS DEFPBU04(R/W)・BVPRIN04(W)
BU10600P SV(DDP) BU06 ③ 確認・更新・印刷 MPBU040、MPDM010、ELEPHAN、CEDPBU04/CEDPBU06、BV11300P・BV11400P(START)、TS CEDPBU04(R/W)・BVPRIN04・BVPRIN02(W)
BU20600P CIC1 B06U ③ センター更新 VKLNFRY(R)、VKUNKSH(R/W)、VKTENMS・VKHCBKM・VKKDMST・VKCUSTM・VKCUYOS・VKYSRBS(R)、LSS0030A
flowchart LR
    subgraph DDP[DDP(店所)]
        B04[BU10400P<br/>BU04 照会]
        B05[BU10500P<br/>BU05 自社増便 検証]
        V05[BV10500P<br/>BV05 傭車 検証]
        B06[BU10600P<br/>BU06 確認・更新]
        TS[(TSキュー<br/>端末ID+BU04<br/>724バイト)]
        DM[(DDPマスター<br/>店所・従業員・車両<br/>地名・運賃計算荷主)]
        PRT[BV13/BV14<br/>指令書印刷]
    end
    subgraph CEN[センター CIC1]
        C04[BU20400P<br/>B04U]
        C06[BU20600P<br/>B06U]
        UNK[(VKUNKSH<br/>運行指令マスター)]
        NOK[(VKUNNOK<br/>指令書NO管理)]
    end
    B04 <-- APPC --> C04
    B06 <-- APPC --> C06
    C04 --> UNK
    C04 <--> NOK
    C06 <--> UNK
    B04 --> TS --> B05 --> TS
    TS --> V05 --> TS
    TS --> B06
    B05 -.-> DM
    V05 -.-> DM
    B06 --> PRT

2. 画面仕様(MPBU040)

2.1 画面レイアウト(画面イメージより)

 日付  時刻                配車入力(増便・傭車)
 指令書NO ____-_____   発行枚数 _   運行形態 _
 運行車区分 __ XXXXX XXXXXXX           計画便コード ______ 便名
 傭車コード _______ 傭車会社名         標屯 __._ トン
 傭車形態 _ XXXXXX   一車保険料 ____円   定額傭車料 ______円
 積載車番 _____   トレーラー _____
 乗務員-A ______ 氏名          乗務員B ______ 氏名
 発店       ____ 店所名   (__/__ __:__)
 最終卸店   ____ 店所名   (__/__ __:__)
 最終着店   ____ 店所名   ==> 次運行発店(仮眠、応援店)
 直配区分 _   直配着地 _____   フェリー会社 _______
 連絡事項 ____________   携帯管理№ ____   鮮魚保険 ____円
 ── 次の指令書の情報 *自社増便* ──(2-~4- の3行)
   発店 ____ 店所名 (__/__)  運行形態 _   最終卸店 ____ 店所名 (__/__)
   次運行発店/最終着店 ____ 店所名        指令書NO ____-_____
 実行:継続 2:取消 3:終了 4:戻り   印刷装置 ____  枝番の印刷 _ 1:アリ
 メッセージ                                              コード

2.2 画面項目一覧

入出力は段階ごと(解析資料の MPBU040 シート)。I は入力項目、O は表示、括弧内は必須・条件。「―」は扱わない。

No 項目ID 項目名 属性・桁 ① BU04 ②-1 BU05(自社) ②-2 BV05(傭車) ③ BU06
1 BU04HED ヘッダータイトル 文字 34 O O O O
2 BU04011・BU04021 システム日付・システム時刻 文字 8 O O O O
3 BU04031・BU04032 指令書№(頭4桁・後5桁) 数字 4+5 I(傭車定便のキー) O(照会結果) O/I(定便は入力可) O
4 BU04033 発行枚数 数字 1 O I(必須、1~4) O O
5 BU04034 運行形態 数字 1 O I O O
6 BU04041・BU04042・BU04043 運行車区分・運行車区分名・運行車形態名 数字 2・文字 5・7 O I(必須)・O・O O O
7 BU04044・BU04045 計画便コード・便名 数字 6・文字 16 I(傭車定便のキー)・O O(増便は組立て) O(増便は組立て) O
8 BU04051・BU04052 傭車会社コード・傭車会社名 数字 7・文字 16 O ― I(必須)・O O
9 BU04053・BU04054 標屯(整数・少数) 数字 2+1 O ― I(必須) O
10 BU04061・BU04062 傭車形態・傭車形態名 数字 1・文字 6 O ― I(必須)・O O
11 BU04063 一車保険料 数字 4 O ― I O
12 BU04064 定額傭車料 数字 6 O ― I O
13 BU04071 積載車番 数字 5 O I I O
14 BU04072 トレーラー 数字 5 O I I O
15 BU04081・BU04082 乗務員Aコード・乗務員A名 数字 6・文字 14 O I・O I(999999 のみ)・O O
16 BU04083・BU04084 乗務員Bコード・乗務員B名 数字 6・文字 14 O I・O I(999999 のみ)・O O
17 BU04091・BU04092 発店コード・発店名 数字 4・文字 14 I(必須、PF12 で入力可)・O O I(照会時の値)・O O
18 BU04093・BU04094 発送日 月・日 数字 2+2 I(必須、傭車のみ入力可) I(必須) I(必須) O
19 BU04095・BU04096 発送日 時・分 数字 2+2 O I(必須) I(必須) O
20 BU04101・BU04102 最終卸店コード・最終卸店名 数字 4・文字 14 O I(必須)・O I(必須)・O O
21 BU04103~BU04106 最終卸店着日 月・日・時・分 数字 2×4 O I(必須) I(必須) O
22 BU04111・BU04112 最終着店コード・最終着店名 数字 4・文字 14 O I(必須)・O ―(名称は空欄) O
23 BU04121 直配区分 文字 1 O I I O
24 BU04122 直配着地コード 数字 5 O I(直配区分 1 なら必須) I(同左) O
25 BU04123 フェリー会社 数字 7 O I(条件付き必須) ― O
26 BU04131 連絡事項 文字 20 O I I O
27 BU04132 携帯管理№ 文字 4 ― I I O
28 BU04133 鮮魚保険 数字 4 O I ― O
29~68 BU04141~BU04224 2~4-発送店コード・名、出発日付 月・日、運行形態、最終卸店コード・名、最終卸店到着日 月・日、次回運行便出発店所コード・名、指令書№ ― I(発行する枚は必須)・O ― O
69 BU04PRT 印刷装置番号 文字 4 I(任意) O O O
70 BU04EDA 枝番の印刷 数字 1 I(任意、'1':あり) O O O
71 BU04241 エラーメッセージ 文字 69 O O O O
72 BU04242 エラーコード 文字 5 O O O O

2.3 コードと表示名

項目 コード:表示名
運行車区分 01:ジシヤ、02:ヨウシヤ、03:10Tコン(BU05 では 31FT)、04:5Tコン、05:フエリー
運行形態 0:フツウ、1:ノリツギ、2:ドツキング、3:マルニウンコウ、4:テアテ フエリ、5:カイソウ、6:オウエン カラ、7:オウエン ツミ、8:クウシヤ
傭車形態 2:トン アタリ、3:テイガク、4:* リヨウ(差額的傭車)

2.4 ファンクションキー

キー ① BU04 ②-1 BU05・②-2 BV05 ③ BU06
実行 照会(傭車定便) 検証 センターで更新
PF2 取消 初期画面を表示 初期画面に戻る(BU04) 初期画面に戻る(BU04)
PF3 終了 一つ前の画面へ 同左 同左
PF4 戻り メインメニューへ 同左 同左
PF5 修正 ― ― 入力項目を入力可にして ② に戻る
PF9 テスト印刷 印刷装置をチェックしてテスト印刷 印刷装置がOKならテスト印刷 同左
PF10 増便の照会(指令書№の採番) ― ―
PF11 印刷装置リセット 同左 同左
PF12 発店を入力可にして初期画面を表示 ― ―
CLEAR 終了画面(ELEPHAN) 同左 同左

3. インターフェース

3.1 通信領域(COMMAREA:256バイト)

項目 内容
CRT_BACK_KOSU/CRT_BACK_DATA(5) 戻り先画面のスタック。① の照会OK時に MPBU040/BU04 を積む
TSQ_ID・TSQ_LENGTH 段階間で受け渡す TSキューの名前(端末ID+'BU04')・長さ(724)
COMM_TRM_CODE・COMM_TEN_CODE・COMM_TEN_NAME・COMM_RPOC_YMD 端末ID・端末の店所・処理日付
COMM_PRINTER_ID・COMM_RETURN_CD 印刷装置ID・印刷装置チェック(SL11100P)の戻り値
COMM_INQ_KBN 照会区分('10':傭車、それ以外:自社増便)。呼出し元がセット
COMM_START_YMD・COMM_END_YY/MM/DD 定便の計画の出発年月日・最終卸年月日(② の日付チェックの基準)
COMM_PRI_FLG・COMM_PRTB_FLG・COMM_EDAB_FLG・COMM_EDA 印刷装置・枝番の印刷のチェック結果と値('2':OK)
COMM_YOS_FLG '1':自社、'2':傭車
COMM_YOSRY・COMM_PF5 傭車料の経費削減チェック用(期間限定)、PF5 から戻ったことを示す

3.2 段階間の受渡しデータ(TSキュー)

キュー名はいずれも「端末ID+'BU04'」。

時点 長さ 内容
① のエラー時 44 ① のチェック結果(FLG(5))と照会キー
① 照会OK → ② 724 フラグ、名称の保存域(便名・傭車会社名・乗務員名・店所名・所在地コード・次の指令書の名称)、センターの照会結果(CEDPBU04、419バイト)
② のエラー時・OK時 → ③ 724 ② のチェック結果(FLG(35)/FLG(20))と、チェック済みの配車データ(DEFPBU04 として編集)
③ の PF5 → ② 724 全体チェック結果を OK にして書き戻す(② で全項目を再チェック)
③ の更新OK後 ― 削除したまま(次の実行キーで初期画面に戻る)

3.3 使用ファイル

ファイル 内容 使用するプログラム
VPTENMS(DDPTENMS) DDP 店所マスター BU10400P・BU10500P・BV10500P(R)
VPJYUGY(DDPJYUGY) DDP 従業員マスター BU10400P・BU10500P(R)
VPUNKEI(DDPUNK10) DDP 運賃計算荷主マスター(1) BU10400P・BU10500P・BV10500P(R)
VPMORTR(DDPMORTR) DDP 車両マスター BU10500P(R)
VPCHINM(DDPCHINM) DDP 地名マスター BU10500P・BV10500P(R)
VKUNKSH・VHSHIRA(UNKOSHIR) 運行指令マスター(代替索引 VHSHIRA) BU20400P(R)、BU20600P(R/W)
VKUNNOK(UNKSNOKN) 運行指令書NO管理マスター BU20400P(R/W)
VKLNFRY(LINFERRC/LINFERRB) ライナー料金マスター/フェリー料金マスター BU20600P(R)
VKTENMS・VKHCBKM・VKKDMST 店所マスター・発着地粁程マスター・日付稼働テーブルマスター BU20600P(R)
VKCUSTM・VKCUYOS・VKYSRBS 顧客マスター・顧客マスター(傭車料計算契約情報)・傭車料基準マスター BU20600P(R)

3.4 センターとの通信(APPC 会話)

いずれも SYSID 'CIC1'。DDP が ALLOCATE・CONNECT PROCESS・SEND INVITE・RECEIVE・SEND LAST・FREE を行う。

段階 DDP センター 送信 受信
① BU10400P BU20400P(B04U) 35バイト(DPCEB04U:端末ID、出発月日、出発店所、指令書NO、計画便コード) 419バイト(CEDPBU04:照会結果、入力区分)
③ BU10600P BU20600P(B06U) 419バイト(CEDPBU04:検証済みの配車データ) 54バイト(トン単価+CEDPBU06:入力結果、所属店、道路情報)

4. 段階別の処理仕様

4.1 ① 照会(BU10400P、BU20400P)

詳細は BU10400P_仕様書.md・BU20400P_仕様書.md。

  1. 照会キー(指令書№、計画便コード、発店、発送日 月・日)と印刷装置・枝番の印刷をチェックする。
    • 指令書№:数字でチェックデジットが正しく、1桁目 0・6・9、8桁目 1。
    • 計画便コード:数字で1桁目 6・9、6桁目 1。
    • 発店:店所マスターにあり店所区分 0・1(または 4 で 0641)。発送日:処理日付の ±30日以内。
    • 傭車の実行キーは指令書№と計画便コードのどちらか一方だけ。PF10(増便)は両方とも入力しない。自社増便は PF10 だけ。
    • 印刷装置は SL11100P で確認する。
  2. センターに照会する。
    • 指令書№あり:運行指令マスターを指令書№で読む。
    • 計画便コードあり:代替索引(出発月日+発店+計画便コード)で読む。
    • どちらもなし(PF10):運行指令書NO管理マスターの9番代の最終NO に 1 を足し(9000000 以上)、「最終NO+'1'+チェックデジット」を新しい指令書№とする。
  3. 照会結果を表示し、入力区分で入力できるかを判定する。
入力区分 意味 結果
0 入力可(指令書№で照会したときは、出発日が処理日付の ±30日以内、出発店所が画面の発店と同じこと) 入力項目を入力可にし、照会結果を TSキューに保存して、傭車は BV05、自社増便は BU05 へ
1/3/5/6/7/9 入力済み/自社定便/指令書マスター重複/マスターに無し/I/Oエラー/減便入力済み(PF10 では 9:チェックデジットエラー、7:管理マスターI/Oエラー) エラー(ERR Q)。BU04 で待機

4.2 ②-1 入力・検証 自社増便(BU10500P)

詳細は BU10500P_仕様書.md。

区分 主なチェック
運行の内容 発行枚数 1~4、運行形態 0・3~8、運行車区分 01・03・04・05。運行車区分 01 以外は発行枚数 1。運行形態 4 は区分 01・05、運行形態 3・5・6・7 は区分 01
車両 車両マスターから車種・標屯を決め、運行車区分ごとの組合せ(自社・フェリー:単車 F・T・2・4、S+R、G+F/31FT:'1'/5Tコン:'5')をチェック
乗務員 従業員マスターにあり在籍(999999 はダミー)。運行車区分 01 は乗務員A必須・A≠B、それ以外は入力しない
店所 最終卸店(店所区分 1・8)、最終着店(店所区分 1)は必須。支社区分の一致(大阪第一・第二は同一管内)
日時 発送日は処理日付の ±20日以内、最終卸店着日は発送日の 0~3日後。同じ日なら発送時分<着時分
直配・フェリー・特定便 直配着地は地名マスター。フェリー会社は運行車区分 03・04・05 または運行形態 4 のとき必須(それ以外は入力不可)。携帯管理№は S・F・R(R は特定の発店のみ)。特定便 R のときだけ鮮魚保険 0~3000(自社)
次の指令書(2~4枚目) 発行する枚は出発日付・最終卸店・最終卸店到着日・次回運行便出発店所が必須。指令書№は「1枚目の頭7桁+枝番」にチェックデジットを付けて作る。日付は前の枚の着日の 0~1日後、着日は出発の 0~2日後
組立て 計画便コード「'9'+発店頭2桁+最終卸店頭2桁+'1'」、便名「*発店名~最終卸店名」

4.3 ②-2 入力・検証 傭車(BV10500P)

詳細は BV10500P_仕様書.md。

区分 主なチェック
傭車会社 9950000~9989999 で運賃計算荷主マスター(1)にあり、フェリー会社区分 0
標屯・車種 0.1~20.0 トン。標屯から車種を決める(~1.9:'0'、2.0:'2'、~4.0:'4'、~11.0:'T'、~13.5:'S'+'R'、~20.0:'G'+'F')
傭車形態・傭車料 傭車形態 2・3・4。定額(3)・*料(4)は定額傭車料 1~500000、トン当たり(2)は最低保障に応じて 0 または 1~500000
車番・乗務員 車種 S・G は積載車番・トレーラーとも必須で別の番号。乗務員はダミー(999999)のみ(一部の条件は個別仕様書の要確認)
店所・日時 発店(店所区分 1、または 4 で 0641)、最終卸店(1・8)。定便は計画の出発日の前日~2日後、増便は処理日付の ±10日以内。着日の範囲は自社と同様
直配 自社と同じ
組立て 増便は自社と同じく計画便コード・便名を組み立てる

4.4 ③ 確認・更新(BU10600P、BU20600P)

詳細は BU10600P_仕様書.md・BU20600P_仕様書.md。

  1. 実行キーで、TSキューの検証済みデータをセンターに送る。
  2. センター(BU20600P)の処理:
    • ライナー・フェリー(運行車区分 03・04・05)は料金マスターの有無を確認(なければ入力結果 '4')。
    • 定便:運行指令マスターを読み、入力区分が 0 なら配車内容・傭車の項目を書き換える(入力済みなら '7'、なければ '6')。
    • 増便:設定粁(発着地粁程マスター)、曜日・休日区分を求めて運行指令マスターを追加する。自社は 2~発行枚数枚目も追加する(乗継・ドッキング・マルニ運行の後の枚には乗務員を引き継がない)。
    • 傭車のトン当たりは、顧客マスターの契約情報または傭車料基準マスターからトン単価を求めて返す。
  3. DDP は入力結果をメッセージで表示し、印刷装置がOKなら指令書を印刷する(自社:BVPRIN04 で BV13、枝番の印刷 '1' なら 2~4枚目も。傭車:BVPRIN02 で BV14)。
  4. 更新後に実行キーを押すと、TSキューがないため初期画面(BU04)に戻る。
  5. PF5 では入力項目を入力可にして ② に戻る(全項目を再チェック)。
入力結果 メッセージ
'1' 更新OK!!
'9' 減便になりました。
'4' 料金マスターに無し
'6' 指令書マスターに無し
'7' すでに入力済でした。
'8' マスターI/Oエラー

5. 共通処理

5.1 ファンクションキー(PF2・PF3・PF4・CLEAR)

キー 処理
PF2 TSキューを削除し、初期画面(照会区分に応じた見出し・メッセージ、発店=端末の店所、発送日=処理日付、印刷装置・枝番の印刷は前回の値)を表示して BU04 で待機
PF3 印刷装置を解放し、TSキューを削除して、戻り先スタックの一つ前の画面に戻る(共通ヘッダ画面 MPDM010 を表示してから遷移)
PF4 印刷装置を解放し、スタックの1件目(メインメニュー)に戻る
CLEAR・画面データなし等 印刷装置を解放し、TSキューを削除して終了画面(ELEPHAN)を表示

印刷装置の解放は、終了データ(14バイト)を2回 TSキューに書いて BV13 を印刷装置で起動する。

5.2 システム日付・時刻の設定

現在の日時を YY/MM/DD・HH:MM:SS に編集して日付・時刻欄にセットする。

5.3 通信エラー

① と ③ で共通。

エラーコード 内容 メッセージ
ASYSB 回線混雑 回線が混雑しています!! 実行キーをもう一度押して下さい(画面を受信して再送信)
ASYSI・CTERM・STERM・RTERM 回線不通 照会不可能!!回線不通の可能性あり センターに連絡して下さい(③ は「セッションエラー」)
A9999・C9999・S9999・R9999 その他 照会不可能!!サポート外ERROR センターに連絡して下さい
RLENG 受信長エラー 照会不可能!!LENGERR

6. メッセージ一覧

No 段階 エラーコード メッセージ
1 ① 初期 ― 定便=>便コード・出発月日、又は指令NO  増便=>PF10(傭車)
2 ① 初期 ― PF10を押して、指令書NOを表示してください。(自社増便)
3 ① OK 2 各項目を入力して実行キーを押して下さい
4 ①② ERR 1 エラー項目あり,再入力して下さい
5 ① ERR 1 増便の場合は、入力せずにPF10を押してください
6 ① ERR 1 印刷装置 使用不可能です。!!/このIDは、印刷装置ではありません。/このIDは、存在しません。!!/プリンターを確認し、30秒後に実行キーを押して下さい。/プリンターは現在使用中です。しばらくお待ち下さい。
7 ① ERR Q 出発日付エラー!!/出発店所エラー!!/入力済みです!!/自社定便の画面で入力!!(いずれも「取消してから入力してください。」)、指令書マスター重複!! 取消して指令NOで入力してください。、指令書マスターに無し、減便入力済みです。、I/Oエラー
8 ① ERR Q チェックデジット生成モジュール エラー/運行指令NO管理マスター I/Oエラー(PF10)
9 ② OK 2 確認OKなら実行キーを押して下さい。修正なら、PF5
10 ② OK 2 減便になります。 修正なら、PF5
11 ③ ― 更新OK!!/減便になりました。/料金マスターに無し/指令書マスターに無し/すでに入力済でした。/マスターI/Oエラー
12 ③ ― 修正する項目を、入力してください。(PF5)
13 ③ Q ERR 初期画面のメッセージ(更新後の実行キー)
14 ①③ 5.3 通信エラーのメッセージ

7. 画面遷移

flowchart LR
    MENU[メニュー] --> BU04[① BU04<br/>照会]
    BU04 -- PF10 自社増便 --> BU05[②-1 BU05<br/>自社増便 検証]
    BU04 -- 実行/PF10 傭車 --> BV05[②-2 BV05<br/>傭車 検証]
    BU05 -- 実行 OK --> BU06[③ BU06<br/>確認・更新]
    BV05 -- 実行 OK --> BU06
    BU06 -- PF5 自社 --> BU05
    BU06 -- PF5 傭車 --> BV05
    BU06 -- 更新後の実行/PF2 --> BU04
    BU05 -- PF2 --> BU04
    BV05 -- PF2 --> BU04
    BU04 -- PF3/PF4/CLEAR --> OUT[前の画面・メニュー・終了]

8. 補足・留意事項

個別仕様書の「補足・留意事項」のうち、機能全体に関わる主なもの。

  1. 出発店所チェックが「テスト用」のまま(BU10400P):指令書№で照会したときの出発店所は、端末の店所ではなく画面の発店と比べている。PF12 で発店を変えれば他店の指令書も入力できる。
  2. 発送日 日だけのエラーが全体エラーにならない(BU10400P):全体判定が FLG(1)~(4) だけを見ている。
  3. 減便の入力:指令書№に 999999999 を入れると減便になるが、自社増便では指令書№が入力不可のため入力できない。傭車の定便では入力できる。
  4. 自社増便の発店エラーが反映されない(BU10500P):発店の店所区分・支社区分が合わなくても、店所名が「??????」になるだけでエラーにならない。
  5. 運行車区分 03 の表示名:BU05 だけ「31FT」(2018/03/31 変更)、他は「10Tコン」。
  6. センターが返さない入力結果:BU10600P には「更新済、次の枝番無し」('5')、「携帯番号無し?」('A')のメッセージがあるが、BU20600P はこれらを返さない。
  7. 傭車の車番の入替え(BU20600P):積載車種が 'F' の場合、傭車は車番・車種を入れ替えるが標屯を入れ替えない。
  8. トン単価の取得(BU20600P):顧客マスターがない場合、発店・着店をセットしないまま傭車料基準マスターを読む。
  9. 使われていない処理:携帯管理№の表示(BU10400P)、携帯番号のチェック・道路情報の取得・集信ログの書込み(BU20600P)はコメントアウトされている。傭車の経費削減チェック(1992/10/01~1995/09/30、BV10500P)は期間外のため働かない。
  10. BV10500P のソース:解析資料のシートに貼られたソースは否定記号「¬」が欠落しており、車番・乗務員Aの関連チェックの2か所は現行の .pl1 で確認が必要(BV10500P_仕様書.md 7.1)。
  11. エラーフラグ:センター(BU20400P・BU20600P)はエラーフラグを常に '0' で返し、結果は入力区分・入力結果で伝える。

付録 プログラムと処理段階の対応

段階 DDP(SV) センター(CIC1) 待機トランザクション 個別仕様書
① 照会 BU10400P BU20400P(B04U) BU04 BU10400P、BU20400P
②-1 自社増便 検証 BU10500P ― BU05 BU10500P
②-2 傭車 検証 BV10500P ― BV05 BV10500P
③ 確認・更新 BU10600P BU20600P(B06U) BU06 BU10600P、BU20600P
印刷 BV11300P(BV13:自社)、BV11400P(BV14:傭車) ― ― (対象外)
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