[参考資料]確認事項 -
幸塚 和久, 2026-10-22 02:02 午後
KS60130 移行設計書 確認事項
| 項目 |
内容 |
| 対象資料 |
① クラス設計書 KS60130(非表示シート・処理フローシートは対象外) ② テーブル定義 DAISEQ1J_0510TD(全送り状データワーク。KS60130 の入力) ③ テーブル定義 DAISEQ4J_0610TD(全送状ワークデータ。KS60130 の出力。KS60135・KS60144 と共有) |
| 突合せ基準 |
現行ソース KS60130P(PL/I)、JCL DAISEQ4J、KS60130 詳細設計書(現行解析MD。「★No.n」はその10章の番号) |
| 記述ルール |
設計書作成ルール(バッチ抜粋) |
| 作成日 |
2026-10-14(初版)/2026-10-22(記述ルールを反映して改訂) |
| 関連資料 |
誤りの指摘は「KS60130_移行設計書_レビュー指摘.md」 |
凡例
| 区分 |
意味 |
| 【漏れ】 |
ルールで記述することになっている項目が、記載されていないもの |
| 【要確認A】 |
処理に必要な記載が欠けているもの(【漏れ】を除く) |
| 【要確認B】 |
処理結果は変わらないが、ルールの書き方に合っていないもの |
| 【要確認C】 |
移行に伴う意図的な変更の可能性があるもの、または前提が読み取れないもの |
| 【確認事項D】 |
軽微なもの(改版履歴、ログの文言、論理名だけの誤り、使われない SQL など)。対応は任意 |
- 根拠は、ソースを「src L○○」、ルールを「ルール X.Y」「ルール X.Y.Z」と書きます。「位置」はレコードのデータ部の先頭を1としたバイト位置です。
- 指摘番号は前回の番号を引き継いでいます(欠番があります)。レビュー指摘(誤り)と通し番号です。KS60135・KS60144 の指摘から、T2-1〜T2-4 などの番号で参照されています。
- 次のものは対象外です。
- 非表示シート(処理フロー生成定義)と処理フロー図(ルール 5.2 で省略可)
- ルールで記述しなくてもよい項目:メソッド名・物理名(ルール 5.4、8.1)、処理の項番(ルール 2.5「可能な限り」)、"" / 0 / false の初期値(ルール 5.5)
- 引数の IN/OUT(ルール 5.5 で IN と書く。前回の MD-2-5・MD-5-5 は取り下げ)
- 出力 0610TD の事前削除は、バッチ設計書 DAISEQ4J の処理フローで行うため、指摘していません。
現行の処理(要点)
| 項目 |
現行の仕様 |
| 入力 |
全送り状データ(移行後 0510TD)を地名コード順に読む。5種類のレイアウトが混在する |
| 共通位置の項目 |
配信店(位置1〜4)、請求書NO(15〜21)、データID(33〜34)はどのレイアウトでも同じ位置で、送り状明細の項目名(SDTBSEHT・SDTBSENO・SDTBDTID)で全レコードを扱う |
| 0円カット |
送り状明細(01・21・31)は金額21項目がすべて0ならカット。ただし荷主コード(請求書NOの先頭7桁)が330荷主の一覧にあれば出力 |
| 配信店の変換 |
荷主コード7桁で優先印刷マスターを読み、区分 'T' なら配信店を置き換える。高崎5荷主は 1025 にする |
| その他 |
漢字地名を地名マスターから設定、検品条件でデータIDを 95 に書き換え、それ以外はレコードをそのまま 0610 に書く |
件数
| 資料 |
シート |
漏れ |
要確認A |
要確認B |
要確認C |
確認事項D |
計 |
| ① |
クラス概要 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
2 |
| ① |
プロパティ一覧 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
2 |
| ① |
メソッド一覧 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
2 |
| ① |
メソッド詳細 |
0 |
0 |
3 |
3 |
2 |
8 |
| ① |
DB更新仕様 |
0 |
2 |
0 |
0 |
1 |
3 |
| ① |
マッピング仕様 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
| ① |
改版履歴 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
1 |
| ② |
DAISEQ1J_0510TD(全送り状データワーク) |
1 |
2 |
0 |
0 |
1 |
4 |
| ③ |
DAISEQ4J_0610TD(全送状ワークデータ) |
0 |
1 |
0 |
0 |
2 |
3 |
| 合計 |
|
2 |
5 |
3 |
6 |
10 |
26 |
① クラス設計書 KS60130
クラス概要
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| CL-2 |
【要確認C】 |
AS5・AS6 |
使用テーブルの物理名が VKCHINM・VKSYUPR(現行の DD 名)のまま。 |
移行後のテーブル名を書く。 |
| CL-1 |
【確認事項D】 |
B5 |
入力を「全送状ワークデータ(DAISEQ1J_0510TD)」と書いている(0510TD の論理名は「全送り状データワーク」)。 |
論理名を直す。 |
プロパティ一覧
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| PR-3 |
【要確認C】 |
AY28 |
地名コード(DECIMAL)を変換せずに文字型の前回キーに入れている。現行は5桁ゼロ埋めにしてから地名マスターを読む。 |
マスターのキー形式に合わせた変換を書く。 |
| PR-4 |
【要確認C】 |
AP7 |
高崎5荷主は現行と一致するが、現行のコメントは「2013年6月末締までの措置」(★No.4)。 |
移行を機に削除するか、マスター管理に移すかを決める。 |
メソッド一覧
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| ML-1 |
【漏れ】 |
AI4〜AI8 |
機能説明がすべて空欄(ルール 5.4)。 |
メソッドの概要を書く。 |
| ML-2 |
【確認事項D】 |
P6 |
「発地・着地名カナ設定」とあるが、現行は漢字地名を設定する。 |
「発地・着地名(漢字)設定」にする。 |
メソッド詳細
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| MD-1-1 |
【要確認B】 |
No.1 R11 |
変数「データID不正件数」が文字型で、No.5 の引数(数値型)と合わず、加算もしている(ルール 2.12)。 |
整数型にする。 |
| MD-5-3 |
【要確認B】 |
No.5 F347・F356 |
IF の終わりが『END SELECT』になっている(ルール 2.7)。 |
『END IF』にする。 |
| MD-5-4 |
【要確認B】 |
No.5 AK288、D365・D367・D373 |
戻り値(本処理外データ処理結果)を返した後に「"1"を返す」があり、エラー時は文字型 "0" を返すため、戻り値の型と合わない(ルール 5.5)。 |
D367 を削除し、エラー時の返し方を戻り値の型に合わせる。 |
| MD-2-4 |
【要確認C】 |
No.2 E185 |
「出力店 <> null AND 出力店 <> ''」の条件が現行に無い(現行は区分 'T' なら無条件に設定)。 |
意図的な追加として記録する。 |
| MD-3-2 |
【要確認C】 |
No.3 D225 |
漢字地名の5〜14文字目を取り出しているが、移行後の地名マスターに SO・SI が含まれないことと文字位置の数え方が書かれていない。 |
格納形式と位置の数え方を書く。 |
| MD-4-1 |
【要確認C】 |
No.4 E269 |
荷主名カナの14文字目を "~" と比べているが、取込みの変換で「‾」になることがある(★No.2)。 |
0510TD の取込みの変換表で、比べる文字を確認する。 |
| MD-1-3 |
【確認事項D】 |
No.1 D28〜D32 |
入力0件のとき0円カット件数のメッセージを出さない(現行は0件でも出す)。 |
ログを照合しているなら現行に合わせる。 |
| MD-1-4 |
【確認事項D】 |
No.1 G149・F153 |
メッセージの文言が現行(>>> KS60130P ZERO DATA CUT = など)と違う。 |
ログを照合しているなら現行に合わせる。 |
DB更新仕様
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| DB-2 |
【要確認A】 |
V56・V60・V67 |
配信店・データID(95)・漢字地名の編集内容が「変数.現在入力レコード.○○」のままで、No.2〜No.4 で書き換えた後の値かが読み取れない。 |
「変換後の値」と書く。 |
| DB-3 |
【要確認A】 |
- |
システム項目(SYSCRDTS〜SYSUPVER、VERSION)の設定値が無い。 |
共通部品で設定するならその旨と、作成処理ID の値を書く。 |
| DB-4 |
【確認事項D】 |
C67 |
項目名が「発地着地名カナ」。 |
漢字地名にする。 |
マッピング仕様
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| MP-1 |
【確認事項D】 |
A5〜 |
見出しだけで内容が空。 |
使わないなら「対象なし」と書く。 |
改版履歴
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| RH-1 |
【確認事項D】 |
C4・R4 |
元にした現行ソースの版が書かれていない(PR-1 の2件が無いので、古いソースを元にした可能性がある)。 |
元にしたソースの版・取得日を書く。 |
② テーブル定義 DAISEQ1J_0510TD(全送り状データワーク)
テーブル定義・ER図・SQL・DDL
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| T1-5 |
【漏れ】 |
ER図・SQL |
1番の SQL が全件取得で、ユニークキーで取得する SQL が無い(ルール 7.1)。 |
1番に ID で1件取得する SQL を書き、全件取得を2番にする。 |
| T1-2 |
【要確認A】 |
テーブル定義 DECIMAL の全列 |
桁数・小数が空欄。 |
現行の精度(請求書NO DECIMAL(13,0)、地名コード (5,0)、年月日 (7,0)、金額 (7,0)・(9,0) など)を書く。 |
| T1-3 |
【要確認A】 |
テーブル定義 |
レコード種別(データID)の列が無く、どのレイアウトの列に値が入るか(取込み方)が分からない(MD-0-1)。 |
取込み仕様を書き、0610TD と同じく REC_TYPE を持たせるか決める。 |
| T1-4 |
【確認事項D】 |
テーブル定義 63(SDTBNIAD) |
論理名が「発地・着地名カナ」。 |
漢字地名にする。 |
③ テーブル定義 DAISEQ4J_0610TD(全送状ワークデータ)
テーブル定義・ER図・SQL・DDL
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| T2-1 |
【要確認A】 |
テーブル定義 DECIMAL の全列 |
桁数・小数が空欄。 |
T1-2 と同じ精度を書く。 |
| T2-2 |
【確認事項D】 |
テーブル定義 72(SDTBNIAD) |
論理名が「発地着地名カナ」。 |
漢字地名にする。 |
| T2-4 |
【確認事項D】 |
ER図・SQL B24〜D38(3.) |
見出しは「全件取得」だが WHERE SDTADTID = '00' で見出し行だけを取る。並び順も T2-3 と同じ誤り。 |
見出しを「見出し(ID 00)だけを取得する」に直し、並び順も直す。 |
参考:現行との差異(改善として受け入れるかの確認)
| No |
現行の挙動 |
確認事項 |
| A-1 |
漢字を詰める作業域が初期化されず、最初の送り状明細だけ、地名が5文字未満のときに不定値が残る(★No.1)。 |
設計は毎回初期化するので出ない。改善として受け入れてよいか確認する。 |
| A-2 |
入力の終わりに、見出しなどの50〜52バイト目を地名コードとして変換する(結果は使わない。★No.3)。 |
設計では発生しない。 |
| A-3 |
例外時は ON ユニットが無く、異常終了する。 |
設計は "0" を返して終了する。 |