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レビュー指摘 #12130 » BW10010_運行到着入力_仕様書.md

幸塚 和久, 2026-10-27 01:45 午後

 

機能仕様書(現行) BW10010 運行到着入力

項目 内容
機能ID BW10010
機能名 運行到着入力
システムID BW
サブシステムID BW0010(運行到着入力)
画面ID(マップID) MPBW760(運行到着入力)
構成プログラム BW17600P(BW76)、BW27600P(センター B76W)、BW17700P(BW77)、BW27700P(センター B77W)、BW17800P(BW78)、BW27800P(センター B78W)
位置づけ 現行プログラム6本の動作を、1つの画面機能としてまとめた現行仕様書
参考資料 ・現行ソース BW17600P.pl1、BW27600P.pl1、BW17700P.pl1、BW27700P.pl1、BW17800P.pl1、BW27800P.pl1
・画面設計書「BW0010_運行到着入力.xlsx」(Ver.1.2024.0313.0):資産一覧、Link XCTL 一覧、MPBW760 の項目名、レコードフォーマット
・画面イメージ MPBW760.jpg
個別仕様書 BW17600P_仕様書.md、BW27600P_仕様書.md、BW17700P_仕様書.md、BW27700P_仕様書.md、BW17800P_仕様書.md、BW27800P_仕様書.md

項目・ファイル・レコードの日本語名称は、画面設計書(BW0010)の MPBW760 シートとレコードフォーマットに合わせている。


1. 概要

1.1 機能概要

運行(幹線便)が到着したときに、到着情報を入力する画面機能。1画面で指令書2件まで入力できる。

  1. 指令書№を入力し、センターに照会して運行の内容(計画便・乗務員・乗継・高速区間・勤怠の予定や実績)を表示する。到着未入力の自社便では、デジタコ・ETC のデータがあれば、休憩・洗車・終業時刻・高速区間を自動で表示する。
  2. 到着月日時分、乗継(乗船・引取)時分、乗務員B、高速区間、首都・阪神以外の特定道路料金、出社・退社月日時分、休憩・分割休憩・洗車を入力し、チェックする。高速区間はセンターで料金マスターと ETC データにより検証する。
  3. 確認画面で実行キーを押すと、センターの運行指令マスター・高速乗入区間検証マスター・運行指令書拘束時間マスターに到着実績を登録し、車両稼働・乗務員稼働マスターの更新(BZ20200P)を依頼する。
  4. 登録後は「更新OK!!」を表示して1画面目に戻り、次の指令書№を入力できる。

1.2 処理段階

段階 画面の状態 担当プログラム 待機トランザクション
① 指令書№の照会 指令書NO(2件)が入力可。到着店所は PF12 で入力可 BW17600P(センター照会は BW27600P) BW76
② 到着情報の入力・検証 運行の種類に応じた到着・乗継・高速・勤怠の項目が入力可 BW17700P(高速区間の検証は BW27700P) BW77
③ 確認・登録 全項目が入力不可(確認画面) BW17800P(センター登録は BW27800P) BW78
stateDiagram-v2
    state "① 指令書№の照会(BW76)" as S1
    state "② 到着情報の入力・検証(BW77)" as S2
    state "③ 確認・登録(BW78)" as S3
    [*] --> S1 : メニューから起動
    S1 --> S1 : 実行[エラー・指令書№エラー・通信エラー]/PF2/PF12
    S1 --> S2 : 実行[照会OK]
    S2 --> S2 : 実行[エラー・高速区間エラー・通信エラー]
    S2 --> S3 : 実行[OK → 確認画面]
    S3 --> S1 : 実行[登録OK]/PF2[取消]
    S3 --> S2 : 実行[センター・通信エラー]
    S2 --> S1 : PF2 取消
    S1 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S2 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR
    S3 --> [*] : PF3/PF4/CLEAR[登録しない]

1.3 システム構成

画面設計書の資産一覧に基づく。

プログラム 動作環境 トランザクション 役割 使用資産
BW17600P SV(DDP) BW76 ① 照会 MPBW760、MPDM010、VPTENMS(R)、LSO0020、DPCEB76W/CEDPBW76
BW27600P CIC1 B76W ① センター照会 VKTENMS・VKUNKSH・VKJYUGY・VKKDMST・VKUNKDR・VKUSHGW(R)、RDDEG2・RDDEGK(R)
BW17700P SV(DDP) BW77 ② 検証 MPBW760、MPDM010、VPJYUGY(R)、LSO0130、DPCEB77W/CEDPBW77
BW27700P CIC1 B77W ② 高速区間の検証 VKUSHGW(R)、RDDEGK(R)
BW17800P SV(DDP) BW78 ③ 確認・登録 MPBW760、MPDM010、DPCEB78W
BW27800P CIC1 B78W ③ センター登録 VKUNKSH(R/W)、VKUSHGW(R)、VKHICHK(R/W)、VKUNKDR(R/W)、TS UNKOTIM2(W)、BZ20200P(XCTL)
flowchart LR
    subgraph DDP[DDP(店所)]
        B76[BW17600P<br/>BW76 照会]
        B77[BW17700P<br/>BW77 検証]
        B78[BW17800P<br/>BW78 登録]
        TS[(TSキュー<br/>端末ID+BW76→BW77)]
        DM[(VPTENMS 店所<br/>VPJYUGY 従業員)]
    end
    subgraph CEN[センター CIC1]
        C76[BW27600P<br/>B76W]
        C77[BW27700P<br/>B77W]
        C78[BW27800P<br/>B78W]
        UNK[(VKUNKSH 運行指令<br/>VKUNKDR 拘束時間<br/>VKHICHK 高速検証)]
        DEG[(RDDEG2・RDDEGK<br/>デジタコ・ETC)]
        HGW[(VKUSHGW<br/>高速道路料金)]
        BZ[BZ20200P<br/>稼働マスター更新]
    end
    B76 --> B77 --> B78
    B76 <-.-> C76
    B77 <-.-> C77
    B78 <-.-> C78
    B76 & B77 & B78 --- TS
    B76 & B77 -.-> DM
    C76 -.-> UNK & DEG & HGW
    C77 -.-> HGW & DEG
    C78 --> UNK
    C78 -.-> HGW
    C78 --> BZ

2. 画面仕様(MPBW760)

2.1 画面レイアウト(24行×80桁、画面イメージより)

明細は2件(指令書1件につき1明細)。行05~13 が明細1、行14~22 が明細2(並びは同じ)。

行
01  MPBW760              ┃ 運 行 到 着 入 力 ┃                       [システム年月日]
02                                                                   [システム時分秒]
03  到着店所: [店所][到着店所名    ]
05 │ 指令書№:[指令書NO ] [ER表示    ] 計画便CD:[計画便][便名              ]
06 │ [見出し  ] [乗A  ] [乗務員名A     ] [乗務員題] [乗B  ] [乗務員名B     ]
07 │ 着月日時分:[月]/[日][時]:[分]      [乗継題        ] [店 ] [時]:[分] ⇒ [時]:[分]
08 │ 高速区間:[入1 ]-[出1 ]  [入2 ]-[出2 ]  [入3 ]-[出3 ]  [入4 ]-[出4 ]
09 1(実績)  [入5 ]-[出5 ]  [入6 ]-[出6 ](料金)首・阪([首阪 ]) [その他]
10 │ [見出し(A欄)      ] [月]/[日][時]:[分] ⇒ [月]/[日][時]:[分]
11 │ 休憩(分):[休] 分割休息(分):[分] 洗車(分):[洗]
12 │ [見出し(B欄)      ] [月]/[日][時]:[分] ⇒ [月]/[日][時]:[分]
13 │ 休憩(分):[休] 分割休息(分):[分] 洗車(分):[洗]
14 ├─ 2(明細2:行14~22)
23  実行:継続 2:取消 3:終了 4:戻り
24  [エラーメッセージ(70桁)                                       ] [エラーコード]

勤怠欄の「月/日 時:分 ⇒ 月/日 時:分」は、左が出社、右が退社。

2.2 画面項目一覧

項目名は画面設計書(MPBW760 シート)の名称。①~③は各段階での入出力(I:入力、O:出力、―:表示のまま)。「FLG」は明細ごとのチェックフラグ番号(3.2)。

ヘッダ・フッタ部

No 項目ID 項目名 属性・桁 ① ② ③
1 BW76011 システム年月日 文字 8 O O O
2 BW76021 システム時分秒 文字 8 O O O
3 BW76031 到着店所コード 文字 4 I(PF12 のときだけ) O ―
4 BW76032 到着店所名 文字 14 O O ―
5 BW76231 PFキー説明 文字 76 ― ― ―
6 BW76241 エラーメッセージ 文字 70 O O O
7 BW76242 エラーコード 文字 5 O O O

明細部(明細1/明細2 の項目ID)

No 項目ID(明細1/明細2) 項目名 属性・桁 ① ② FLG ②のチェック
1 BW76041/BW76131 指令書NO 文字 9 I O ― ①:数字、チェックディジット、2件とも未入力・重複はエラー
2 BW76042/BW76132 ER表示 文字 12 O O ― 照会結果の状態(2.4)
3 BW76043/BW76133 計画便コード 文字 6 O O ―
4 BW76044/BW76134 便名 文字 18 O O ―
5 BW76051/BW76141 見出し 文字 10 O O ―
6 BW76052/BW76142 乗務員Aコード 文字 6 O O ―
7 BW76053/BW76143 乗務員名A 文字 14 O O ―
8 BW76054/BW76144 乗務員題 文字 10 O O ―
9 BW76055/BW76145 乗務員B 文字 6 O I/O 1 数字、従業員マスターに在籍(999999 はダミー)、乗務員Aと同じは不可(乗継・ドッキング)
10 BW76056/BW76146 乗務員名B 文字 14 O O ―
11 BW76061~BW76064/BW76151~BW76154 到着月・到着日・到着時・到着分 文字 2 O I/O 2~5 01~12・01~31・00~23・00~59、関連チェック(4.2)
12 BW76065/BW76155 乗継題 文字 16 O O ―
13 BW76066/BW76156 乗継店コード 文字 4 O O ―
14 BW76067・BW76069/BW76157・BW76159 乗継時1・乗継分1 文字 2 O I/O 6・7 00~23・00~59(乗継・ドッキング・乗船の時分)
15 BW7606B・BW7606D/BW7615B・BW7615D 乗継時2・乗継分2 文字 2 O I/O 8・9 00~23・00~59(手当付きフェリーの引取の時分)
16 BW76071~BW76084/BW76161~BW76174 高速区間入1~6・高速区間出1~6 文字 5 O I/O 10~21 数字で先頭2桁が 99 以外。入出の組合せ・重複、センターでの検証
17 BW76085/BW76175 首都・阪神 文字 5 O O 22 照会結果を表示(入力不可)
18 BW76086/BW76176 その他 文字 5 O I/O 23 5200 以下。首都・阪神 > 0 でその他 = 0 はエラー
19 BW76091・BW76111/BW76181・BW76201 見出し(勤怠A欄・B欄) 文字 22 O O ―
20 BW76092~BW76095 ほか 出社月・出社日・出社時・出社分 文字 2 O I/O 24~27(A)、35~38(B) 範囲チェック、関連チェック(4.2)
21 BW76096~BW76099 ほか 退社月・退社日・退社時・退社分 文字 2 O I/O 28~31(A)、39~42(B) 同上
22 BW76101・BW76121 ほか 休憩分 文字 3 O I/O 32(A)、43(B) 180 以下、0 は不可
23 BW76102・BW76122 ほか 分割休憩 文字 3 O I/O 33(A)、44(B) 000 または 180~780
24 BW76103・BW76123 ほか 洗車分 文字 3 O I/O 34(A)、45(B) 120 以下

③では明細の全項目が入力不可(表示のまま)。②でどの項目を入力させ、どれを必須にするかは、①で運行の種類に応じて決める(2.3)。

2.3 運行の種類と入力項目(①で決定)

運行の種類 判定 ②で入力させる項目(◎必須、〇任意)
乗継 自社便で運行形態 1 到着月日時分◎、乗務員B(乗継員)◎、乗継時分1◎、高速区間〇、その他◎、勤怠A・B欄(出退社◎・休憩◎・分割休憩〇・洗車〇)
ドッキング 自社便で運行形態 2 到着月日時分◎、乗務員B(乗継員)◎、乗継時分1◎、高速区間〇、その他◎、勤怠A欄
手当付きフェリー 運行形態 4 到着月日時分◎、乗務員B(乗継員)◎、乗継時分1(乗船)◎・2(引取)◎、高速区間〇、その他◎、勤怠A欄(特定のフェリー便は A・B欄)
自社便(その他) 運行車区分 01 到着月日時分◎、高速区間〇、その他◎、勤怠A欄(Wマンは A・B欄)
傭車など 上記以外 到着月日時分◎のみ
  • 高速区間は、照会結果に区間がある組は必須(修正のみ)、ない組は任意。
  • 分割休憩・洗車は、照会結果に値があれば必須。
  • 勤怠B欄を使う特定のフェリー便:計画便コード 720011・720021(札幌~天童)、750011・750021(札幌~厚木)、730011・730021(札幌~横浜)、760011・760021(札幌~北上)、770011・770021(札幌~仙東)、780011・780021(札幌~郡山)。
  • 勤怠欄の見出し:Wマン「出退社月日時分(A):」「(B):」、乗継・特定フェリー便「出退社月日時分 始発:」「出退社月日時分乗継員:」、ドッキング「出退社月日時分乗継員:」、その他「出退社月日時分(A):」。

2.4 ER表示

表示 意味 表示する段階
要入力高速 ETC データはあるが高速区間に変換できない(区間CD変換エラー区分 1) ① 照会OK(反転・赤)
デジタコ無し デジタコデータなし(区分 0) ① 照会OK(反転・赤)
高速OK ETC データから高速区間を設定済み(区分 2) ① 照会OK(反転)
乗 継*済/ 乗 継  乗継(入力済/未入力) ① 照会OK(反転・緑)
ドッキ*済/ドッキング ドッキング(入力済/未入力) 同上
手当フ*済/手当付フェ 手当付きフェリー(入力済/未入力) 同上
*入力済* その他の運行で入力済 同上
配車未入力・点呼未入力・指令書№無・減便入力済 到着入力できない指令書(入力区分 0・1・8・9) ① 照会エラー(反転)

2.5 ファンクションキー

キー 機能 ① 照会 ② 入力・検証 ③ 確認・登録
実行(Enter) 継続 センターに照会 入力内容をチェック、高速区間を検証 センターに登録
PF2 取消 自店所だけの空の画面で①に戻る 同左 同左(登録しない。「入力は取り消されました。」)
PF3 終了 一つ前の画面に戻る 同左 同左(登録しない)
PF4 戻り メインメニューに戻る 同左 同左(登録しない)
PF12 到着店修正 到着店所を入力可にして①に戻る ―(再表示) ―(再表示)
CLEAR 強制終了 終了画面(ELEPHAN) 同左 同左
上記以外 再表示 画面を再表示 同左 同左

2.6 表示属性

状態 属性
①照会OK後の入力項目 黄色・入力可(乗務員B・乗継時分は下線付き)
②チェックOKの項目 入力不可、緑
②未入力・入力不要の項目 入力不可、空白表示
エラー項目 入力可、赤、カーソル
③(確認画面) 全項目入力不可
エラーメッセージ・コード(③のエラー時) 赤

3. インターフェース

3.1 通信領域(COMMAREA:256バイト)

項目ID 内容 用途
CRT_BACK_KOSU/CRT_BACK_DATA(5) 戻り先画面のスタック PF3・PF4 の戻り先(本機能では積まない)
TSQ_ID TSキュー名 ①で 端末ID+'BW76'、②のセンター照会以降は 端末ID+'BW77'
COMM_TRM_CODE・COMM_PROC_YMD 端末ID・処理日付 ③の送信データ
COMM_TEN_CODE・COMM_TEN_NAME 店所コード・名 到着店所の初期値、③の入力店所

3.2 段階間の受渡しデータ(TSキュー:1200バイト)

項目ID 内容 設定する段階 使う段階
FLG1・FLG2(2) 到着店所・指令書NO のチェック結果 ① ①
FLG(2,100)・FLGX(2,100) 明細ごとの項目のチェック結果('0' 未入力、'1' エラー、'2' OK)・必須指定。番号は 2.2 の「FLG」列 ①(入力項目・必須の決定)、② ②
BW76031B・BW76032B・BW76041B・BW76131B 到着店所コード・名、指令書NO ① ②③
TS_KENS 明細件数 ① ②③
TS_NURK・TS_YKKN・TS_UKTI・TS_OWKB 入力区分・運行車区分・運行形態・OW区分 ① ②
TS_NEXT・TS_SYMD 出発翌日・始発実績年月日時分 ① ②
TS_TYMD・TS_NYMD・TS_HYMD 到着・乗継(乗船)・引取の年月日時分(年を補ったもの) ② ③
IMX01B~IMX38B 明細の画面項目の値 ①② ②③

3.3 使用ファイル

データセット 名称(レイアウト) 場所 段階 用途
VPTENMS DDP 店所マスター(DDPTENMS) DDP ① 到着店所のチェック・名称
VPJYUGY DDP 従業員マスター(DDPJYUGY) DDP ② 乗務員Bのチェック・名称
VKTENMS DDP 店所マスター(DDPTENMS) センター ① 到着店所名
VKUNKSH 運行指令マスター(UNKOSHIR) センター ①③ 運行内容の照会、到着実績・乗継・高速実績の登録
VKJYUGY DDP 従業員マスター(DDPJYUGY) センター ① 乗務員名
VKKDMST 日付稼働テーブルマスター(DAYTBMST) センター ① 出発日の翌日
VKUNKDR 運行指令書拘束時間マスター(UNKDRTIM) センター ①③ 勤怠情報の照会・登録
VKUSHGW 高速道路料金マスター(USEDHGWY) センター ①②③ 区間の存在・一般道路扱い区分・料金・粁程
VKHICHK 高速乗入区間検証マスター(HIGHCHEK) センター ③ 実績区間・料金・状況区分の登録
RDDEG2 デジタコDB2 センター ① 休憩・分割休息・洗車時間、終業年月日時分、高速データ数
RDDEGK 新デジタコ 高速乗入情報DB2 センター ①② ETC の乗りIC・降りIC・料金
TS(UNKOTIM2) 運行時間管理WORK 配車修正入力 センター ③ 車両・乗務員の稼働データ(BZ20200P へ)

3.4 センターとの通信(APPC 会話)

段階 相手 DDP → センター センター → DDP
① 照会 B76W(BW27600P) DPCEB76W(34バイト):入力店所コード、指令書NO×2 エラーフラグ+エラーコード+CEDPBW76(462バイト):運行内容
② 検証 B77W(BW27700P) DPCEB77W(200バイト):データ件数、指令書№、高速区間IN・OUT×6 エラーフラグ+エラーコード+CEDPBW77(125バイト):区間ごとのエラー区分
③ 登録 B78W(BW27800P) DPCEB78W(357バイト):入力件数・端末ID・入力年月日・入力店所・到着店所、明細ごとに指令書№・乗継乗務員・到着/乗継1・2年月日時分・高速(自・至)×6・特定道路コード×2・勤怠情報×2 エラーフラグ+エラーコード(5バイト)

会話の手順(DDP 側)は、ALLOCATE(CIC1)→ CONNECT PROCESS → SEND(INVITE WAIT)→ RECEIVE →(③だけエラーフラグ確認)→ SEND(LAST WAIT)→ FREE。

照会結果(CEDPBW76)の主な項目:入力件数、到着店所コード・名、明細ごとに指令書№・入力区分・運行車区分・運行形態・OW区分・計画便コード・計画便名(漢字)・始発実績年月日時分・始発実績翌日・乗務員コード/名×2・区間CD変換エラー区分・高速区間×6・特定道路料金×2(首都・阪神、他)・到着年月日時分・最終着店コード・乗継年月日時分1・2・乗継店コード・勤怠情報×2(出社・退社年月日時分、休憩・分割休息・洗車)。


4. 段階別の処理仕様

4.1 ① 指令書№の照会(BW17600P、BW27600P)

DDP 側(BW17600P)

  1. TSキュー(端末ID+'BW76')を読む。なければ初期化する。
  2. 到着店所コード:数字、店所マスターにあり、店所区分 '1'(または区分 '4' で 0641)。
  3. 指令書NO:数字で、チェックディジット(LSO0020、モジュラス 07)が正しいこと。2件とも未入力・重複はエラー。
  4. センターに照会する(明細1 が空なら明細2 を詰める)。入力区分が 2(到着未入力)・5(入力済)以外の指令書はエラー(ER表示に理由、「指令書№エラー 再入力して下さい。」ERR A)。
  5. 照会結果を画面に表示し、運行の種類に応じて入力項目・必須を決める(2.3)。メッセージ「各項目を入力後実行キーを押して下さい。」で②(BW77)へ。

センター側(BW27600P)

  1. 指令書ごとに運行指令マスターを読む(ない場合は入力区分 8 にして以降を処理せずに返す)。
  2. 計画便・運行形態・乗務員(従業員マスターで名称)・高速区間・特定道路料金・到着(実績:最終着実績、予定:予定年月日で時分 00:00)・乗継情報を設定する。乗継等は日付稼働テーブルで出発翌日を求める。
  3. 運行指令書拘束時間マスターから勤怠情報を設定する。
  4. デジタコデータ活用:到着未入力の自社便(運行形態 普通・ドッキング・手当付きフェリー・回送・空車)で、デジタコDB2の集計が条件に合えば、休憩・分割休息・洗車・終業年月日時分(到着)を設定する。ETC 高速乗入情報があれば、首都高速・阪神高速の料金を特定道路料金に集計し、残りの乗降ICを高速道路料金マスターの区間に変換する(特殊区間の結合、ICコードの統一、乗降同一ICの処理)。変換できれば区間CD変換エラー区分 2(高速OK)、できなければ 1(要入力)。

4.2 ② 到着情報の入力・検証(BW17700P、BW27700P)

DDP 側(BW17700P)

  1. 項目チェック(2.2 の「②のチェック」)。必須項目の未入力はエラー。
  2. 関連チェック(明細ごと)
区分 チェック内容
到着日時 00:00 は不可。出発 < 到着、定便(計画便 < 900000)は5日以内・増便は7日以内、出発の1時間より後
乗継・ドッキング 乗継時分 00:00 は不可。出発の1時間後 < 乗継 < 到着の1時間前
手当付きフェリー 乗船・引取とも 00:00 は不可。出発 < 乗船 < 引取 < 到着
勤怠(自社便・手当付きフェリー) 休憩 0 不可、出社・退社 00:00 不可。出社 < 退社で1日以内、拘束時間60分以上、退社日は到着日の前後1日以内、拘束時間 ≧ 休憩+分割休憩+洗車
乗務員(乗継・ドッキング) 乗務員A = 乗務員B(999999 以外)はエラー
高速区間(自社便・手当付きフェリー) 入=出、片方だけの入力、他の組との重複はエラー
特定道路料金 首都・阪神 > 0 でその他 = 0 はエラー
  1. エラーがあれば「エラー項目あり!! 再入力して下さい。」で②に戻る。
  2. OKならセンターで高速区間を検証する。エラー区間は赤表示、「高速区間エラー 再入力して下さい。」(ERR A)。
  3. OKなら全項目を入力不可にし、「確認OKなら実行キーを押して下さい。登録を行います。」で③(BW78)へ。

センター側(BW27700P)

チェック エラー区分
入・出の組が高速道路料金マスターにない その区間を '1'
区間の一般道路扱い区分が 12・13・41・06・88(首都高速等・SA) その区間を '1'
高速区間が1つも入力されていないのに、ETC 情報(首都・阪神以外)がある 高速区間1 を '1'(入力漏れ)

4.3 ③ 確認・登録(BW17800P、BW27800P)

DDP 側(BW17800P)

  1. TSキューの値から送信データを作り、センターに送る(高速区間は入・出の両方がある組を詰める)。
  2. 正常なら TSキューを削除し、「更新OK!! 指令書№を入力し実行キーを押して下さい。」で①(BW76)に戻る。
  3. センター側エラー(「照会不可能!! センターに連絡して下さい」+センターのエラーコード)・通信エラーは、赤で表示して②(BW77)に戻す。

センター側(BW27800P):指令書ごとに次を行う。

対象 内容
運行指令マスター 入力区分 2→5、入力年月日、最終着実績店所・年月日時分、到着月日。自社便・手当付きフェリーは、乗継乗務員・乗継(乗船)・引取時刻、高速区間(自~至)×6、高速料金(車種別:中型・大型・特大)・高速粁程の合計、回数券料金(=その他の料金)を設定して書き換える
高速乗入区間検証マスター (自社便・手当付きフェリーで、あれば)最終着店、到着年月日、実績区間・料金・キロ、状況区分 '3'、更新年月日
運行指令書拘束時間マスター (自社便・手当付きフェリー)計画便・乗務員・運行区分・乗継情報、高速実績区間(区間・キロ・料金)×6、特定道路×3、勤怠情報×2、入力店・入力年月日を書換え(なければ追加)
稼働データ(TS UNKOTIM2) 車両(自社便・10t・フェリー便の車番)、乗務員(区間ごと:出発~乗継、乗継~最終着、普通は出発~最終着。乗継乗務員の変更は旧乗務員の取消データ)を作成

DDP に結果を返した後、エラーがなければ稼働データを TSキュー(端末ID+分秒)に書き、BZ20200P に XCTL して車両稼働・乗務員稼働マスターを更新させる。


5. 共通処理

5.1 ファンクションキー(PF2・PF3・PF4・PF12・CLEAR)

キー 処理
PF2:取消 TSキューを削除し、画面をクリアして到着店所に自店所(入力不可)を表示し、①(BW76)で待機。メッセージは①②「指令書№を入力後実行キーを押して下さい。」、③「入力は取り消されました。指令書№を入力し実行キー。」
PF12:到着店修正(①のみ) TSキューを削除し、到着店所を入力可にした空の画面で①に戻る
PF3:終了 TSキューを削除し、戻り先画面のスタックから一つ前の画面に戻る
PF4:戻り TSキューを削除し、スタックの1件目(メインメニュー)に戻る
CLEAR TSキューを削除し、終了画面(ELEPHAN)を表示して終了
PF3 の条件 戻り先
スタックが空 なし(終了画面を表示して終了)
最上位が MPBW760 以外 最上位の画面(1件取り除く)
最上位が MPBW760 で、その下がない なし(終了画面を表示して終了)
最上位が MPBW760 で、その下がある その下の画面(2件取り除く)
PF4 の条件 戻り先
スタックが空、または1件目が MPBW760 なし(終了画面を表示して終了)
1件目が MPBW760 以外 1件目の画面(スタックを全件消去)

5.2 システム日付・時刻の設定

画面を送るたびに、現在の日時を YY/MM/DD・HH:MM:SS に編集してシステム年月日・時分秒に設定する。

5.3 例外処理

発生条件 ① ② ③
画面データなし(MAPFAIL) TSキューの読込みから続行 同左 同左
項目エラー(ITEMERR)・レコードなし・ファイルの終わり CLEAR と同じ 同左 項目エラーのみ CLEAR と同じ
TSキューがない 初期化して続行 CLEAR と同じ CLEAR と同じ

5.4 通信エラー

発生箇所 条件 エラーコード メッセージ
ALLOCATE SYSBUSY ASYSB 回線が混雑しています!! 実行キーをもう一度押して下さい
ALLOCATE SYSIDERR ASYSI 照会不可能!!回線不通の可能性あり センターに連絡して下さい
ALLOCATE その他 A9999 照会不可能!!サポート外ERROR センターに連絡して下さい
CONNECT・SEND・RECEIVE TERMERR CTERM・STERM・RTERM 照会不可能!!回線不通の可能性あり センターに連絡して下さい
RECEIVE LENGERR RLENG 照会不可能!! LENGERR
CONNECT・SEND・RECEIVE その他 C9999・S9999・R9999 照会不可能!!サポート外ERROR センターに連絡して下さい

いずれの段階も、回線混雑でも同じタスクでは待たず、エラーとして画面を返す。


6. メッセージ一覧

No エラーコード メッセージ 段階 表示するとき
1 (空白) エラー項目あり!! 再入力して下さい。 ①② 項目・関連チェックのエラー
2 ERR A 指令書№エラー 再入力して下さい。 ① 到着入力できない指令書
3 ― 各項目を入力後実行キーを押して下さい。 ① 照会OK
4 ― 指令書№を入力後実行キーを押して下さい。 ①② PF2・PF12
5 ERR A 高速区間エラー 再入力して下さい。 ② センターが高速区間をエラーとした
6 ― 入力データ検証中・・・ ② センター検証直後(一時表示)
7 ― 確認OKなら実行キーを押して下さい。登録を行います。 ② 検証OK(確認画面)
8 ― 更新OK!! 指令書№を入力し実行キーを押して下さい。 ③ 登録OK
9 ― 入力は取り消されました。指令書№を入力し実行キー。 ③ PF2(取消)
10 ERRP・MERR 照会不可能!! センターに連絡して下さい ③ センター側エラー
11 ASYSB ほか 通信エラーのメッセージ(5.4) ①②③ 通信エラー

7. 画面遷移

flowchart LR
    MENU[メニュー] --> S1[① BW76<br/>BW17600P]
    S1 -- 実行(照会OK) --> S2[② BW77<br/>BW17700P]
    S1 -- 実行(エラー)・PF2・PF12 --> S1
    S2 -- 実行(OK) --> S3[③ BW78<br/>BW17800P]
    S2 -- 実行(エラー) --> S2
    S2 -- PF2 --> S1
    S3 -- 実行(登録OK)・PF2 --> S1
    S3 -- 実行(エラー) --> S2
    S1 & S2 & S3 -- PF3 --> PREV[一つ前の画面]
    S1 & S2 & S3 -- PF4 --> MAIN[メインメニュー]
    S1 & S2 & S3 -- CLEAR --> END[ELEPHAN 終了]

8. 補足・留意事項

  1. センターのエラーフラグを①②で見ていない:照会(BW27600P)・検証(BW27700P)がエラーフラグを返しても、DDP 側(BW17600P・BW17700P)は確認しない。照会途中で打ち切られた不完全なデータや、検証が中断した状態でも先に進むことがある。③(BW17800P)だけはエラーフラグを確認する。
  2. 1件目の指令書がないと2件目が照会されない:センターは指令書マスターにない指令書を見つけた時点で処理をやめるため、2件目のER表示が「配車未入力」になる。
  3. 登録の途中エラーで一部だけ更新される:センターは明細ごとにマスターを更新するため、2件目でエラーになると1件目だけ更新済みになる場合がある。稼働マスター(BZ20200P)の更新は DDP に正常を返した後で行うため、そのエラーは利用者に伝わらない。
  4. 首都・阪神の料金は登録されない:首都・阪神(特定道路料金1件目)は表示とチェックに使うだけで、登録されるのは「その他」の料金(回数券料金)だけ。
  5. 年をまたぐ勤怠:出社・退社の年は到着年で補うため、年をまたぐ勤怠(例:出社 12/31、退社 1/1)はエラーになる。
  6. 「仮眠」は拘束時間のチェックに含まれない:コメントでは仮眠も含むとなっているが、計算は休憩・分割休憩・洗車だけ(仮眠の登録は 2017/09/01 に廃止)。
  7. 区間CD変換エラー区分の値:画面設計書のレコードフォーマットは「1:OK 2:NG」だが、ソースは 0:デジタコ無し、1:要入力、2:高速OK として扱っている。
  8. 高速区間の変換・料金はプログラムに固定:首都高速の固定料金、特殊区間の結合、ICコードの置換え、勤怠B欄を使うフェリー便の計画便コードは、すべてソースに直接書かれている。
  9. ETC データの件数:センターの ETC データの取り込み先は20件分で、件数のチェックをしていない。
  10. 回数券コードの検証は使われていない:検証の送信データに回数券コードを設定していないため、センター側の回数券コードのチェックは行われない。
  11. PF12 の案内がない:到着店所を変更する PF12 は、画面の PF キー説明に載っていない。
  12. 数字チェック:時・分などの作業域は数字型のため、数字チェックは実質的に働かず、数字に変換できない文字が入ると異常終了する可能性がある。

付録 プログラムと処理段階の対応

プログラム トランザクション 段階 主な処理 個別仕様書
BW17600P BW76 ① 到着店所・指令書№のチェック、照会結果の表示、入力項目の決定 BW17600P_仕様書.md
BW27600P B76W(CIC1) ① 運行指令・拘束時間マスターの照会、デジタコデータ活用、高速区間の変換 BW27600P_仕様書.md
BW17700P BW77 ② 項目・関連チェック、高速区間の検証依頼 BW17700P_仕様書.md
BW27700P B77W(CIC1) ② 高速区間の料金マスター・ETC 突合せ BW27700P_仕様書.md
BW17800P BW78 ③ 到着情報の登録依頼 BW17800P_仕様書.md
BW27800P B78W(CIC1) ③ 運行指令・高速乗入区間検証・拘束時間マスターの更新、稼働マスター更新の依頼 BW27800P_仕様書.md
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