[参考資料]レビュー指摘確認事項 -
幸塚 和久, 2026-10-22 03:09 午後
DAISEQ4J 移行設計書(バッチ設計書) 確認事項
| 項目 |
内容 |
| 対象資料 |
バッチ設計書 DAISEQ4J(表紙/改版履歴/バッチ概要/処理フロー/データフロー) |
| 突合せ基準 |
JCL DAISEQ4J(原本)、DAISEQ4J 詳細設計書(JOBフロー)、各プログラムの詳細設計書 |
| 記述ルール |
設計書作成ルール(バッチ抜粋)4章 バッチ設計 |
| 作成日 |
2026-10-13(初版)/2026-10-22(記述ルールを反映して改訂) |
| 関連資料 |
誤りの指摘は「DAISEQ4J_移行設計書_レビュー指摘.md」 |
凡例
| 区分 |
意味 |
| 【漏れ】 |
ルールで記述することになっている項目が、記載されていないもの |
| 【要確認A】 |
処理に必要な記載が欠けているもの(【漏れ】を除く) |
| 【要確認B】 |
処理結果は変わらないが、ルールの書き方に合っていないもの |
| 【要確認C】 |
移行に伴う意図的な変更の可能性があるもの、または前提が読み取れないもの |
| 【確認事項D】 |
軽微なもの(名称の誤記・表記ゆれ、記述の重複、使用テーブルの R/W の区分など)。対応は任意 |
- JCL のステップ番号(No.n)は、コメント行を除いた実行ステップを上から数えた番号です。
- 指摘番号は前回の番号を引き継いでいます(欠番があります)。レビュー指摘(誤り)と通し番号です。
件数
| シート |
漏れ |
要確認A |
要確認B |
要確認C |
確認事項D |
計 |
| 改版履歴 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
1 |
| 処理フロー |
0 |
3 |
0 |
4 |
1 |
8 |
| バッチ概要 |
1 |
2 |
0 |
1 |
2 |
6 |
| データフロー |
0 |
4 |
2 |
1 |
4 |
11 |
| 合計 |
1 |
9 |
2 |
7 |
7 |
26 |
改版履歴
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| 1-1 |
【要確認C】 |
AH1(機能名) |
機能名が「請求書 請求明細FTP」だが、このジョブに FTP の処理は無い。表紙・各シートのヘッダーもこのセルを参照する。JCL の見出しは「請求・精算書の処理(4)請求明細データ処理 通常日用」。 |
処理内容(請求書・請求一覧の帳票作成と CSV 作成)に合う名前にする。 |
処理フロー
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| 2-5 |
【要確認A】 |
ステップ定義 全体 |
ソート(JCL No.2、No.5、No.16、No.19・20、No.21、No.24・26)がステップとして書かれておらず、どこで並べ替えるかが分からない。 |
ORDER BY に置き換えるなら、どのステップのどの読み込み SQL で並べ替えるかを処理欄に書く(ルール 4.3)。 |
| 2-6 |
【要確認A】 |
ステップ定義 |
CSV ファイルの事前削除(JCL No.28、SCRATCH SEAD.DAISEQ4J.CSV)に当たる処理が無い。 |
前回の CSV が残っているときの扱い(上書きか、削除してから作成か)を定義する。 |
| 2-7 |
【要確認A】 |
ステップ定義 |
MVSCMD(JCL No.30・31、後続 SQV803・SQV808 の HOLD 解除)が無い。設計者の吹き出し「AUTOのHOLD解除は不要か?」の答えは「必要」。 |
ジョブスケジューラで後続ジョブの起動条件に置き換えるか、廃止するかを決めて書く。 |
| 2-2 |
【要確認C】 |
U3、AK3 |
クラス「R」・メッセージクラス「P」が JCL(CLASS=B、MSGCLASS=Q)と違う。 |
Java 側の実行区分として意図的に変えたなら問題なし。 |
| 2-8 |
【要確認C】 |
ステップ定義 |
JCL の 0620(No.5 でソートした後の共通データ)を 0610 に統合している。0620 は KS60144(1回目)・KS60135・KS60770 が読む。 |
この3プログラムの読み込み SQL で No.5 と同じ並び順を保証することを書く。 |
| 2-9 |
【要確認C】 |
STEP0210 |
最後に 0610 を削除している。JCL の最終削除(No.32)は 0620 を残すので、正常終了後も No.7 以降からやり直せるが、この設計ではそれができなくなる。 |
再実行の要件と、他のジョブが 0620 を参照していないかを確認する。 |
| 2-10 |
【要確認C】 |
STEP0140、STEP0160 |
0100TD・0110TD の削除が JCL に無く、STEP0100 で削除済みなので通常は重複する。 |
KS60780 から再実行するための追加なら、目的を処理欄に書く(ルール 4.3)。 |
| 2-4 |
【確認事項D】 |
STEP0010 処理欄 |
「全送状ワークデータ」が2回書かれている。 |
0610 の1回にする。 |
バッチ概要
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| 3-4 |
【漏れ】 |
使用テーブル |
参照するマスターが無い(RDTENS、VKCHINM、VKSYUPR、VKSEQSK、VETENCD、VKBANKM、MDMIKAN、VKCORPO、VKKANBS、VKKONAM、ALTLIB の ALTFILE・TRYFILE)(ルール 4.2)。 |
追記する。 |
| 3-5 |
【要確認A】 |
使用テーブル |
ソート結果に当たるテーブル(KS60750J 系の 0020・0060・0080・0090・0120・0130、DAISEQ4J の 0620)が無い。 |
ORDER BY で置き換えて不要にするなら、その旨を書く。 |
| 3-6 |
【要確認A】 |
使用テーブル |
出力の CSV(SEAD.DAISEQ4J.CSV)と帳票(KS601511・12、KS601521〜23、KS607901・02)が無い。 |
出力ファイル・出力帳票として追記する。 |
| 3-3 |
【要確認C】 |
DAISEQ4J_0152TD |
「帳票出力中間テーブル」が処理フローにもデータフローにも出てこない。 |
不要なら削除し、使うなら使用ステップを書く(帳票はテキストで出力する前提。KS60152 帳票指摘 CH-1)。 |
| 3-1 |
【確認事項D】 |
使用テーブル DAISEQ1J_0510TD |
「W」になっているが、このジョブでは入力として読んで最後に削除するだけ(作成は DAISEQ1J)。 |
「R」にする(ルール 4.2)。 |
| 3-2 |
【確認事項D】 |
使用テーブル 全体 |
すべてのテーブルが「W」で、読み込みと書き込みが区別されていない(0610 は書いてから読む、0635 は KS60144 が書き KS60151 が読む など)。 |
テーブルごとに R・W を見直す(ルール 4.2)。 |
データフロー
| No |
区分 |
セル |
指摘内容 |
対応案 |
| 4-4 |
【要確認A】 |
CSVFILE |
出力先が書かれていない。 |
SEAD.DAISEQ4J.CSV(または Java 側の出力パス)を書く。 |
| 4-8 |
【要確認A】 |
0010 → KS60760 |
SORT1(JCL No.16、集約代表コード順)の注記が無い。KS60760 はこの順を前提にする。 |
「集約代表コード 昇順」を注記する(KS60760 PR-1 と同じ)。 |
| 4-13 |
【要確認A】 |
KS60630 |
入力の 062STD(JCL の INFILE=WORK062S)からの線が無い。 |
線を追加する。 |
| 4-15 |
【要確認A】 |
各プログラムの参照マスター |
JCL で参照するマスター・ファイルの線やボックスが無い。KS60130:VKCHINM。KS60144:VKSEQSK、VETENCD。KS60151:VKTENMS、VKBANKM、ALTFILE、MDMIKAN。KS60135:TRYFILE。KS60152:VKTENMS、VKBANKM、VKSYUPR、ALTFILE、MDMIKAN。KS60790:VKBANKM、VKCORPO、VKKANBS、VKKONAM、VETENCD。KS60630:VKSYUPR(前回の 4-16〜4-20、4-22 をまとめた)。 |
線とボックスを追加する。 |
| 4-12 |
【要確認B】 |
コネクタ 全体 |
46本のコネクタに矢印が無く、入力と出力の区別が読み取れない(ルール 4.4)。 |
入力は「ファイル → プログラム」、出力は「プログラム → ファイル」の矢印にする。 |
| 4-14 |
【要確認B】 |
コネクタ id=5・10・116 |
0510 → KS60130、KS60130 → 0610、KS60750 → 0010 の線が図形に接続されておらず、図の上では無いのと同じ(ルール 4.4)。 |
図形に接続し直す。 |
| 4-21 |
【要確認C】 |
KS60790 の VKCUSTM |
顧客マスター(基本情報)が JCL に無い。 |
誤記か、Java 化での置き換えか確認する(KS60790 CL-2)。 |
| 4-1 |
【確認事項D】 |
KS60750 のボックス名 |
「新請求書電子帳票出力(エコデリバー)」になっている(KS60152 の名前の流用)。 |
「顧客法人管理マスター 郵送依頼店セット顧客出力」にする。 |
| 4-2 |
【確認事項D】 |
0110 のボックス名 |
「請求明細ヘッダーワークデータ1」で、0100 と同じ名前。 |
「…ワークデータ2」にする。 |
| 4-3 |
【確認事項D】 |
0700 |
「ECOデリバリー版」の表記が他の「エコデリバー」とそろっていない。 |
表記を統一する。 |
| 4-5 |
【確認事項D】 |
店所マスター |
KS60144・KS60790 は RDTENS、KS60151・KS60152 の周りは VKTENMS と名前がそろっていない(JCL ではどちらも同じマスター)。 |
RDTENS に統一する。 |
参考:Java 化で現行の挙動を踏襲するか確認が必要な事項
| No |
現行の挙動 |
確認事項 |
| 5-1 |
KS60780 は1対1のマッチングで、同じキーが複数あると2件目以降が突き合わされない。 |
引き継ぐか直すかを決める(KS60780 参考 B-1)。 |
| 5-2 |
KS60790 は店名を先頭14文字で切る。 |
引き継ぐかを決める(KS60790 MD-5)。 |
| 5-3 |
KS60790 は421件目以降の請求先を一覧に載せないが、合計には入れる。 |
引き継ぐかを決める(KS60790 参考 B-4)。 |
| 5-4 |
明細を印刷しない請求先の判定が、プログラムごとに一貫していない。 |
判定をそろえるかを決める。 |
| 5-5 |
ソートは EBCDIC の順(数字が英字より後)。 |
ORDER BY の照合順序を合わせるかを決める。 |
| 5-6 |
SO/SI 付きの全角文字や ASA 制御文字を使っている。 |
文字コードの変換方針(帳票・CSV の桁ずれ防止)を決める。 |